波長と周波数


音に学ぼうー2

1、 波長と周波数
  簡単ですが、大切な所ので一応ナゾっておくことにします。

(1)音の速さ
 音の速さは、V=33.15+0.6t で表わされます(15℃で340m/S)
 波は、物の弾性によって振動が遠くへ伝わって行くもので、媒質の密度によって速度は決まってきます。
 媒質のない真空では、音は伝わりません。 空気(密度が低い)中は遅く、水中では1500 m/秒程度、地震波(岩石の振動)では数百キロ/秒、にもなります。
 波長と振動数は目に付きやすく、よく使用されます。
  速度(c)=振動数(f)* 波長(λ) が、最重要公式です。 

(2)音の波長と周波数
 音の場合、波長と振動数の関係は(v=fλ)です。
例えば、200Hzなら、音速を340m/秒とすると、波長は、340/200=(1.7?)で、簡単に求められます。

(3)光の場合も
(c=fλ) cは光速で(30万km/秒)、f は周波数(THzテラヘルツ)、λが波長(nm ナノメートル)、と同じ形です。
 例えば、30万km/の500nm (緑色光)= 600THzです。

 (桁数が多く誤り易いが、可視光線の場合、数値範囲は(400〜700)で単位は(THzとnm)と覚えてしまいましょう)。

(4) (光)波長→周波数
 従来の色彩学で、光に関する説明は、全て(波長表示)が使用されています
 内容によっては、周波数表示が必要な場合も多いのですが(全く無頓着で)正しい表示を知らない人が多いようです。
 本講でも必要なら、周波数表示を使用します。

∴ 波長と周波数(および色階調)の(変換テーブル)を掲載しました。(波長、周波数、対数値、色階調、差)