周波数ではワカラナイ 


 周波数ではワカラナイ?
 (周波数ではワカラナイ)
 先週は「変動する光」に話が逸れました。大方は分かって戴けた、と思うのですが・・、 「周波数の話に変ったのでワカラナイ」?、と言う人が居ます。
 周波数は(c=fλ、光速・週波数・波長)と、波長とは反比例の関係だけで、他の現象や基本的な性質は何も変わりません。
 ←(周波数の波長換算は簡単です)機械的に数値を入れ換えて見直して下さい(同じコトだったと気付くハズです)  
 (隠さナイ、騙さナイ)
 色彩感覚は、人の頭脳(精神作用)によるもので、(一般物理や科学)より解明困難で(ワカラナイ)部分が多いのも、止むを得ません。
 だからといって、(科学を嫌って)逃げても問題は、解決しません。 ましてや問題を(隠す、ハグラカス、騙してウソを押し付けるなど・・)トンデモナイことです。
  (回転運動)
 波のある水面に小さな木片が浮いています。横に少し離れた位置から見ると木片は上下の振動に見えますが、近くで詳しく見ると(上下と前後)の回転運動をしています。
 一定時間(1秒)の繰り返し回数を(振動数または周波数)と言います。周波数の逆数が(周期)で、波が同じ形に戻るまでの時間のことです。 ←(ここまでは小中学校の理科です)
 (波を位相回転と見る)
 波を回転運動と見て、波の変化を(位相角度)で表すこともあります。位相が進むと周波数が高くなり、遅れると周波数が下がります、物理的な状態は(波長や周波数より)、位相変化の方が顕著に現れるコトがあります。 ←(色や音の周期性ナド・・、
 ☆☆ 強度レベル表示などで(一般の波長並びの強度比較)は、一定の位相(周波数)幅での(エネルギー量)を比較(オクターブ表示に)すべきです。(世界中皆なが、間違えています) ☆☆
 (電圧と電流)
 発電所のダムでは、水位が高いことは、発電能力が高いと言えますが、実際に水を流して発電して初めて電力になります。
 電圧は、圧力(プレス)なので(電圧ナシでは仕事にナラナイ)が、実際の仕事量は(電圧*電流=電力)です(←だから電力料金です)。
 同じことですが、化繊の静電気は容易に数万ボルトにもなります。 髪の毛を引っ張る程度で、ピチッと放電したら終わりです。大きなバッテリーは、低圧でも電流が大きいと人が死にます。
 危険だとか仕事と言っても、単にその数値だけでナク、その内容を調べる必要があります。
 (光圧と光流)
 筆者も、電気の場合に習って、光の仕事量(エネルギー)は、(光量=光圧*光流) と考えています。
 光の圧力は、上の図面では「波の高さ」で、光流が光りの粒数(発光回数)です。
 一般の電気や波では、波の高さが見えるのですが、光りの場合、(多くの周波数が打消し合って)見えないのです。
 だから、「光りの強さ」と言うとき、光り感度として感じる(光圧)と、光の量(エネルギー ※)を(ゴチャ混ぜにしない)注意が要ります。
 ※ 光圧は、表面的な光りの強さです、明るい暗いなどの感度です。
 赤+緑の黄色や白色は帯域が広く流れが強く光量が大きくなります、黄色いスペクトル光は、光圧は高いが(帯域を持たズ流れは弱い)

 ☆☆ (中途半端な議論やヘ理屈は止めて下さい)・・。大変な話ですが・・、光りを正しく知って欲しいのです  ☆☆☆
(モウレツに脱線してしまいました。 話を、光に戻します)

 (三原色の色光)
 光関係では、数値の(大・小)が桁外れなので、どうしても、実感が湧かないキライがあります。
(いま仮に) 光の周波数を、{10(青)、5(緑)、1(赤)Hz」(A図)とします。
 * 三原色説では、このような光の(存否や多少)で色が決まる、とするのですが・・、図のように(平均で、450、550、650nm、の光(3波)しか存在しない)は、理解し難いですネ
 * 新しい光の考え方では、 はじめは10Hzの波が出るが、→ 0.1秒後には 0.9Hz、→ 0.2秒後には 0.8Hz・・と周波数が下がり・・ 0.8秒後は 0.2Hz、 0.9秒後には 0.1Hzへ・・下がります。 (コイルバネの片方側を引き伸ばしたように・・)周波数が連続的に変化(下がる)して、光の色も(青→空・緑・黄・赤→茜)と変化する・・ と考えるのです。(パトカーが見の前を通ると、ピーポーがパポー。ポーポーに音程が変わります、光りも一定周波でなく、変化しながら光る、とするのです)
 * どの光りも(200nm)ぐらいから、長波長に変化して消滅(熱変換)するのですが、光源の温度によって放出の波長分布が違っています。
 * なおこれは、発光源の原子の1個の電子での話ですから、このような波は(温度によって)数多く放出されます。距離によって拡散はされますが・・ 近接高周波は、粒のような塊りになる(光子)ので、その個数(光の回数)を数えて光の強さとするのです