周波数と帯域幅 


 中心周波数と帯域幅

(光りは近接高周波の集まり)
 近接した周波数の波が集まると、一見平準(相互の干渉で平均化)で、波の形は見えないが、一定の時間ごとに(干渉波のレベルが大きく変動し)粒状の(短時間のパルス)が発生します。
 (光りは粒の集まり)と言いましたが・・、その中身は、近接した高周波数の集まり(が相互干渉したもの)だったのです。
(波長とエネルギー)
 歴史的な経過もあって、これまで皆んなが(光りを波長で)扱ってきました。
 [ C=f*λ‥‥Cは光速、fは周波数、λは波長 ]なので、fとλは、同じものと思ったが・・、 f=C/λ とすると違いが分ります。 光りの持つ力(エネルギー)は(周波数に比例)を(※)するので解り易いのですが。(波長とは反比例)なので、両者の関係が見え難くなります。
※ (物を1度持ち上げるとき(1)の力が要るなら、2度持ち上げると2倍の力・・が要ります)
帯域幅
 (光りのレベル)というのは、本来は(振幅のこと)ですが、光りの場合は(粒数の多さ)と言いました。実際には(一つの波長)を言っても、小さな波が数多く集まったものです。
 数多くの小さい光の素は、ある(周波数を中心)に(例えば、500nm=600万Thz)で(付近の一定の帯域内に集中的に分布)していますが、実際には、中身の蜜なものや粗いものがあり、密度によって(エネルギーの大きさ)が違ってきます。
 光りの強さは(エネルギー量)で示されますが、一定の強さの光りでも、分布帯域が、広く緩やかに分布する(擾乱光)や、ある周波数範囲に集まった(狭京帯域)の光りが(特定の色を示す)場合があります。
 最近の、人工光は、殆ど帯域幅を持たない(特定周波数の光りノミ)ものがあります。特性としては(超狭帯域のハイレベル光)のように扱っていますが・・、発光機構が異なり(詳細は不明)です。
(光りのレベルとエネルギー)
 そこで、(エネルギー量(仕事)の大きさ)=(光りのピークレベル)*(帯域幅) として、小さな波の分布の数を(帯域幅)で表すことにします。 高い周波数は、高エネルギーなので広帯域、低い周波数は、低エネルギーで狭帯域、になっています。
 ←(したがって、帯域幅は、(固定した値)では不都合で、←(10Hzの波に100Hzの帯域はありえない)、「中心周波数に対する比率(%幅・半値幅など・・)」で決められます。

(今日の話は、少し複雑になりました。分かり難い人(慌てず落ち着いてゆっくり追って下さい。後ほどの理解でもよいから、結論(光りの強さはエネルギー量で、波長には必ず一定の帯域幅がある)は間違わないように・・)