光りの強さ 


(光りの強さ)

 従来の色彩学は、色光や色料などの色素が色が見える源と考えたため、光りの強弱(白黒)を(事実上色から外し)大きな誤りをしました。(ブリュッケ図は、明るさと色の変化を指摘していた)
 「明るさで、色が変わる」、つまり(色は光りの強さ)で変わるのです。だからこれまで「(曖昧だった)光りの強さを、正しく(物理的に)見直しましょう。
(波の話)
 「光は電磁波」ということから、 いつも「電波の図」が示され(正弦波が「屋羽根の形」で示されて、波高や周期が・・)と説明されます。
 しかしあれは、(波の原理)についての説明で(実際の波)の話ではありません。(これがみんなの、混乱の原因です)。
 まず、海なり川の水面の波を見て下さい。大小さまざまな波があります。波の動きもよく見ると一定方向ではありません。広い水面の(何処から何処まで)の波を測るのか?・・も決まりません。。
 つまり波は、色んな小さな(波の素が集まって)(全体として動いている)もので、固定をした単一の波(波高や波長・周期など・・)を持つものではありません。
(光りの波は粒で考えよう)
 「光りは、波か?粒か?・・」の論争が古くから行われて来ました。(干渉図形や虹模様が出るのは、光りの波の性質で説明されますが、ビデオカメラなどの光電効果は光りを粒で考えないと説明出来ない・・のです)
 ← アインシュタインが、光りは場合によって(どちらの性質も持つ)ことを示しました(現在は、量子力学の確率論の話になっています)。
(波の高さ)
 これまでの一般的な物理では、(波高を波の強さ)と考えましたが・・、 
 光りの場合、多くの波が重なって(打ち消し合って、見た目の波高は殆ど無くなり)外目には(平準)で目立たなくなります。 従って(波高で波の強さを測る)ことは出来ません。
 そこで光りの場合、(波が粒のように見える)ので、この粒の(数を数える)ことで波の強さ(レベル)と考えます。(参照:近接高周波 2011.9.27)
(波のエネルギー)
 高電圧は危険ですが(電気が飛んで来て流れたら・・の話です)。ダムの水位は高圧に相当しますが、水を流さないと発電しません)←(ここでは、圧力と仕事をする(エネルギー)は、別物と考えて下さい。
 光りの持つ(仕事エネルギー)は、(周波数ニ比例)します。 ←だから、周波数の高い(短波長の紫外線)は、危険なのです。