明暗の範囲 

明るさの範囲)

(明暗の範囲)
 毎度、お馴染になった図面ですが・・、(明るさ)をシッカリ確認して貰うために再掲しました。
 いま、人が物を見ることが出来る限度の明るさ(星空程度)の時の光りの強さを、基準値(1)とすると、 晴天の太陽光に照らされた明るい場所の(光りの強さ)は(上の図で3千万倍 ←Lv値では(25)程度)にもなります。
* 晴天と雨天では、数Lvの違い(光りの強さで100倍程度)があります。
* 更に朝夕の(薄明)には、同様に数Lvの(明るさの違い) があります。
* 夜でも、外灯照明と月明かり、月明かりと星明りの限度とでも、数Lvは違っています。
* 更に、暗所で長時間目を慣らすことで、暗いところが見えるようになります。

 人の目は、このような(広い明暗の範囲)のすべてを(同時に見る)ことは出来ないので、その場の明るさに合わせた、明るさの範囲を調べます(明るい方から(5Lv程度)迄で)それ以下の明るさは、測定しないで(黒色で)見せます。

 夜行性の動物が居たり、昆虫などでは(可視光線の範囲)が違う者が居るようです。植物も蔓や花が(光り)を利用しています、(人の目)は身体能力では(かなり進化したもの・・)と言えそうです。
(人の視力感度)
 (右側に図面が出たついでに、人の各センサーの感度も確認して置きましょう)。
* 棹体センサーは、可視光域の全帯域で高感度ですが、中央の(500nm)辺りで(最高感度)を示します(0Lvの基準ぐらい)。
* 錐体センサーの動作は、色の判別のため、動作は光量の多い(昼間に限られ)ており(感度は棹体よりも(、数Lvは低い)と思われます。
* 色の判別は、錐体感度の限界(薄明レベルの明るさ←12Lv)程度と思われます。
* LMSセンサーの受け持ち範囲と、色生成への手法を、整理をして正しく掴んで下さい(直接色を指示しては居ません)
 ← (お正月から繰り返し説明してきた所です、そちらを参照して下さい)