オクターブ表示(色階) 


7  オクターブ表示 (色階)    

(単一の波長はナイ)
 一つに見える波も(水粒)で見ると(夫々の動きが違う)大小様々(振幅・波長)の小さな波の集まりです (左上図)
 側波帯は、無制限に均一に拡がるのではなく、実際にはある波長を中心に集中していますが、同じ強さの波でも 波の集まり加減で(ピークレベルの高さや帯域幅が)違ってきます(左下の図)
(中の図)は、光の雨量計で光の粒を波長別に仕分けをする、様子です。
(小さな波の集まり)
 波の正体は(波長やレベルがほぼ同じ)の小さな波(側波)の集まりです。(これまでの波長)は、側波全体を表す代表値だったのです。
 ← 波の帯域幅を言うとき(100Hzでの1Hz幅と、1Hzに対する1Hz幅では、不平等になります(0.01Hzと比率の幅の方が正しい ←位相を一定の幅)
 一般の光では(一定レベルなら)帯域幅が広いほど光が強くなります。 また(一般に、半値幅・占有通過帯域・・など)用途に合わせた帯域幅の取り方を指定し、そのときのレベルで、光の強さを扱います。
 最近のレザーや放電光は、狭く鋭いピークレベルで(殆ど帯域幅のない)光が使用されていますが詳細は不明です。
(波長表示のグラフ)
 光関係の図面の表示(例えば、太陽光の分光分布図など)は、全て波長(nm)並びになっています、が、 ・・エネルギーなどのレベル強度の表示では(赤色域が間延びし・青色域が縮むので)不適切なのです。
 ←(本来、太陽光は(広い範囲でレベル一定)で知られています。全ての(グラフが波長表示)なので右肩(赤色側)下がりになっています。
 ← 分光分析用の機器は(400nmも、800nmも、1nm 幅で)測っているので、表示されたレベル其の儘では、エネルギーの強さではないのです。←(例えば、分光反射率の図・その他レベル扱で間違が多い)
(オクターブ表示)
 波長と色の関係に(周期性)が見られるので、(波の波長や帯域など)の関係を(音楽のオクターブ調法)と同様に考える(実際にも多くの色環がある)と、色の種類や配置が旨く収まります。
  計算
 * 従来の可視光線範囲(380〜780nm)を(375〜750と正確に、1:2.0 →(800Thz〜400Thz)と考えます。
 * (Log(800)→A、(Log(400)→B とすると、A−B=0.30103 なので、
 * 中間の値は、@=B−Log(X)。 (@−A)/(A−B) で、
 * 赤色端(0.0)〜 青色端(1.0)、の中間の値が求められます。
(色位置と波長・周波数)
 色彩の世界では、光を波長単位で扱い(周波数扱い)をしないのですが、・・、(光のの強さは周波数に比例をするので)光のレベルを扱う場合は、波長扱いだけではダメなのです。(無線の世界では、アンテナ・伝送線路以外は、殆どが周波数扱いです)。
 周波数と波長の関係は、f=c/λ なので、波長←→周波数の変換は簡単です

(波長・周波数への変換)
 右の図は)、(波長・周波数・色・色階)の変換図です)。この図によって、これまでの(色の周期性)や(光のレベル)の解析が容易になるので(必須うの図面)です。
 これまでの(波長や周波数)は大きな数値となり(イマイチ)でしたが、色配置への変換で、色が身近な数値で、扱い易くなります。