光は電磁波 


 光は電磁波
(新色彩の理解)
 これまでの色彩学の誤りの原因が(白黒の無視 ←放棄・逃げ)だと言いました。 そのため今回の講義は(白黒・光レベル・と電磁波エネルギー・・)の理解を目指して・・(波や音の物理)から始めたのですが・・ 、まだまだ(理解の足りない)人が多いようです。
 →(良く分らナイ・怪しいなナ・・という人)(新講義は、2011年9月からです)ここまで戻って見直して下さい・・これまでとは断然違うハズ・・です。
 →(ガッカリしたり・恥ずかしい事はナイ・・、 これまで(世界中のエライ先生も)誰もが全く判らなかったコト・・だから・・。  ← 筆者だって、新体系が一朝一夕に出来上った訳ではナイ)
 ということで、みんなが最も弱い(新色彩の物理 ←本講の過去テキストを)の説明(要点)の流れを暫く追って行くことにします。
(電磁波)
 色彩学の書籍では必ず(サインウエーブの絵)が出て(光は電磁波・・)の長い説明が続きます。 あの説明は(無線通信用の話)で、色の世界には不適切で(混乱の元)になっています。
 まづ波を知るために(海を見て欲しい)と言いました。 波は大小様々(同じモノはナイ)です。
 波を小さな水の粒(波素という)の集まりで考えます。 波は、大きさ(振幅)や波長(周期)も様々な(波素が)数多く集まって出来ています。
 ここで注意すべきは・・、波は動いて他所へ伝わりますが・・波素はその場で振動しただけで、遠くへは動かなかった・・ということです。 ←(波と物の本質的な違いを、確実にネ・・)
(光は超々高周波で広範囲)
 光の波長は(可視光線域で、600nm=500Thz)です、無線電波は(テレビでも1m=300Mhz)程度なので、10の6乗(百万倍)も違うのです。 光の波長は単独ではなく、必ず幾らかの波長範囲が一緒に存在します(帯域幅
 次に、自然の光の波長範囲は(可視光線域は2倍の範囲)、赤外線域(紫外域)も可視域の100倍程度の長(短)波長の範囲です。 ←(通信用電波は(中心波長の1/100〜1/1000)幅程度の狭帯域す。 雷電波は範囲が広く通信の全域に大きな被害を出します)

(光は波高が測れない)
 波が高く海が荒れると船は航行出来ません。大きな波は力が強い、ですが・・、光の場合、 同一波長の波が重なると大きな波で大きな力になりますが、異なる波長の波が集まった場合(相互の波が打消し合ってカサが小さく)波の高さがよく見えません。 
 したがって光の持つ(力の大きさ ←エネルギーレベル)を測って光の強さとしているのです。 ←(近接高周波は、粒に見えるので粒数を数える)

(エネルギーの強さは周波数に比例する)
 物を2度持ち上げると、1度のときの2倍の力が要ります。 エネルギーの強さは、同じレベルの波なら振動数(周波数)に比例をするのです。
 → 青い光は、赤い光より2倍も力が強いが、旧色彩では大抵無視されています。
 → また(スペクトルグラフ)でも波長表示なら、黄色はあっても空色は(帯域が縮んで)無視されます。