1(30)、色温度と新しい色光範囲

                       
 ≪ 30日の記事(色温度と・・)を誤って消してしまった(ゴメンナサイ)ので、ここに再掲します ≫

 ≪ 矢羽根のような単一波長の光はなナイ、旧三原色は放棄セヨ!、と言いました。 これまでの話を、ごく手短に纏めましたので、道筋と結果を正しく受け止めて下さいネ ≫

(擾乱光の波長分布)
 これまでの分布図は、光の強度を波長順に並べたモノでしたが、擾乱光は(固定した波長を持たず、波長とレベルが(藁束のように)連続的に移動.変動する電球か,
 または、雷のような(広域で発光するフラッシュ ※)
 または波長の異なる数多くの小フラッシュ(※)が光る、 など考えられますが、要するに、一定時間で光の波長分布が図のようになればヨイのです。(固定波長では数が追付かナイ)
※ ←(光の素子)は、小さなフラッシュで、個々の発光特性(波長分布やピーク)は発光源の色温度曲線の形を(N段に積み重ねた形)によって異なります。
 ← フラッシュも、立て続けに(多数回)照射されると、ほぼ連続光のように見えます。
   
 (発光範囲の裾野が見える)
 熱擾乱の発光特性は(第1図.左)のように、色温度(K°)の4乗ですが、(いま距離を省いて目に届く光のレベルを中心に考ると・・、光の分布傾斜度は(第3図)のようになります。
 この色温度傾斜を、(第2図.右上)のように、実際の光の分布域が移動した結果と考えると、
 *、 3000度などの(右上がり傾斜なら)光源光の分布域は(より長波長(赤外)域に)、
 *、10000度などの(左上がり傾斜なら)光源光の分布域は(より短波長(紫外)域に)、
 *、 6000度などの(平坦又は凸型なら)光源光の分布域は(可視光線範囲に)、分布している、
  と考えられます。
※ ←(旧三原色説は、可視光範囲の内側に(赤.緑.青)の三原色光を押込みめましたが、
 実際の光分布は(第3図)のように、可視光範囲を跨いで(赤外から近紫外へ)拡がったモノでした。 ← 旧三原色との混乱を避けるため、(新しい色光範囲)にしときましょう