2、センサーによる色の検出


センサーによる色の検出

(三原色素)
 どんな色彩書を見ても、(目)に入った「三原色光を、人が認識する」と言うだけで、「色光とはどんな(種類や物理的性質)光なのか?」「目が光をどのように感じて(明暗や色)の判定がされるのか?・・など「光と色の原理」について、何の話も有りません。
 つまり、三原色光は(天然自然に)存在するモノで、「たまたま、(色素)が、光に付いて(目)に入ったので見えた!」と片付けてしまったので、3つの(色素が=色)と固定化してしまって、それから先への話は全く進みません。
 色や形が在った、と言うだけでは(美学)であっても7(理学や科学)ではありません
等色関数
 上段の(1図a)は、LMSセンサーの感度です。 L.Mの2曲線が重なってり(三原色にならない)との理由?で(数学変換)をして(第2図A→B)になり、これを図化したモノが(第3図、ヨットの帆)とのコトです。が何をしたのか?サッパリ
 ← (何故色が見えるのか・変換による色の変化と、その目的.効果?、が(筆者には理解出来かねます。分かる人はゼヒ教えて下さい)
(b図)は、そのままなら、手前上部から奥底方向を見ると、Sの感度方向と、GからL方向が色の識別が見えるのですが・・、

(下段の図面)
 下段(第1図)は一昨日の3光の合成です。 波長分布はほぼ平坦なので、太陽の白色光か緑色光か、薄暗い灰色光なのか?、従来の3色(帯域分割)センサーでは(出力感度に差が出ない)で、光の構成(色別)を見ることは出来ないコトになります。

 (分布傾斜の測定)
 しかし実際に、私達の目は(光の分布傾斜から)実際の光の分布状態(新色光域)を知ることが出来ています(下2図)。 そこで、私達の目(センサー)が、なぜこの光の構成を検出できたのか?、を考えて見ましょう。
 センサー感度は上段の(1図)です、光は下段の(1図)なのでこれを重ねて、各センサー出力感度を見ると・・
 とくに、LセンサーとMセンサーの(感度特性はほぼ同形で、波長域が少し違うだけ)なので 、2センサーの出力差は2光の感度出力の微妙な違いを表すことになります。 ←(L-Mでは、右上がり傾斜度を示します)
このLとMの感度域の横へのズレが、実際の光の分布傾斜の違いを創り出したのです。