24、色は人の感覚


(色の本質は?)
 近世から始まった(科学や技術)の発展は目覚ましく、現在では、人が宇宙に飛び出して研究や開発を行う時代になりました。 科学の発展は広く色彩の世界にも及びましたが、旧色彩学は(未消化で)混乱し、ついに科学を拒絶(無視)して、色彩心理学と称して(元の色素論)に逃げ込み、未だ(混乱の極)を抜け出せないままです。
 昔から「色は人類の永遠の謎!」などと言われて来ました。が ← 色を(感じる・認知する)は、色彩の第1歩で、何故色が見えるのか?(色)の配置や構成は?」と考えるのは当然ですが・・、現行(旧)色彩学はそれも出来ず(混乱を極めただけ)でした。

 (色は人の感覚)
 近年の解剖医学の発展で(目の構造)などから、色彩の原理や働き方」が次第に明らかにされつつあります。 これまで全く不明だった人の精神作用(心理)も、最近の脳科学や情報処理工学などの分野からも次第に明らかにされつつあります。

 さて昨日までの話で「色の本質(光と色感覚)の関連について(大方の話は終えたつもりですが)、ここまで(時間を惜しみ先を急いだので)どれだけご理解頂けたか?・・、案じています。(詳細しことは、いずれ分かります、決して大筋を踏み外さないように!)
 これから(より深い色の理解)を目指して,色原因の(物理科学)など・・についての話を続けますので、お付き合い下さい。
これまでが(分かり難かった人は、今一度始めに帰って(出来れば昨年5月から)読み直して下さい、これまでの理解とは全く違うハズです。
 (立方体の軸名は古い図面でした(LMS)に読替えてて下さい)