22、センサーの構造と働き


(眼球の構造)
 眼球基本構造は、まず前面のレンズが外の光を集めて、これを奥のスクリーン(網膜)に写し出すようになっています。 他には、光の量を調節する絞りやピント、網幕の信号を集める神経(伝達系)など・・があります

(網膜面はセンサーが分布)
 網膜面は数多くの、(LMSのセンサーが)敷き詰めたように拡がった構造をしています。
 各センサーは、(画素単位のネット)や画素相互のネットなど・、神経(伝達系)で頭脳(システム)に繋がっています。

(センサーの構造と働き)
 各センサーの頭部は球形で、偏光フィルターや光路を曲げるプリズム(レンズ)で、中間部がスクリーン、右先端が(レベル変化対応も)円錐型の光量枡になっています。
 ←(このときの(映写位置までの距離は波長や屈折率で決まる)ので、実際には長さが違う(LMS)3種のセンサーに分かれています)

(網膜フィルムはネガスライド)
 (レンズ)からの光は、まずセンサー頭部で分光(偏光屈折)され、すぐ後ろのスクリーンに映し出されます。 そこで感光し(反射物質に変化して鏡になる)ので(次の掃引まで)外部光を反射し、その位置(色)で光り続けます。
 だから網膜のセンサー全体では、外の景色を写し撮った(小画面)になります。

移動平均
 光の波長やレベルは、写真フラッシュのように(散発・断続的)で揃わないので、 光強度のデータ収集は、一定の(帯域幅や掃引時間内の)の分布値を計測して、この値の移動平均値(画面平均値と画素単位の偏差値)の計算を行い使用しています。
 このため、光の強度の偏差(+−両極性)データに代わったのです。

(ブリュッケ現象とLMセンサー)
 ブリュッケ現象は、光の強度よって色(範囲)が変化・移動{Lセンサ(赤色→黄色へ)、Mセンサ(黄色→緑色へ)}するコトですが(初心者には伏せられいました)。
 LMセンサーの錐体は、夫々が自分の位置の光量(光強度)を集積して(次回掃引まで)その値(※)を保持します、そのため網膜画面は外の景色を写した小画面(色に)なります。
 
(Sセンサー)
 Sセンサーは(数も少ない)ので昼夜の判定(スイッチ)で、(明暗調節)と思われます。

(桿体センサー)
 桿体センサーは常(昼夜共)に明暗信号として視野画像の背景として動作し、夜間は月や星の画像になり昼間は(空色の背景)や輪郭や色の(精細な)質感として働きます。