18、センサーの働き 


センサーの働き
≪ 人の目レーダーが、詳細い話になりましたが(ナゼ色や形が見えるのか?)の大筋を見失わないようにして下さい ≫

* 外の景色は、人の目(カメラ構造)で撮影されて、網膜にネガ写真として保存されます。
* 目はこの小写真を(特殊レーダー方式で)画像データとして読み取り、一定の処理(比較や判定・保存など)を加えてから、最終的には元の網膜に(色画面配置)返します。
* だから私達は(外の景色は直接見えない)で、頭脳コンピュータが処理した後の(判定定結果の色や形)を見ているのです。

(桿体センサー)
 網膜には、桿体細胞(センサー)が1億2千万個があり、常時(昼夜とも)可視光範囲の光の強度(絶対レベル)を測って、精密な明暗を(120諧調のアナログデータ)を示します。またこれが 錐体センサー(色感度)基準値を与えます。

(錐体センサー)
 L(400万個)、M(200万個)、S(数十万個)の3種類があり、色の判定らしいがこれまで(詳細不明)でしたLMS感度は夫々が独自の要素を測って(L.M.S)感度のデータを作って送り出しています。

(LMS感度)
(旧色彩では、RGBセンサーと呼んで、直接(三原色の原因)としましたが、三原色光が存在しないので、現在はLMSに名前を変更しました)。
(現在筆者は)LMSは、お互いに独立した(相互干渉しない)感度なので・・電磁気基本の三要素(運動(ネルギー)・磁気・電気)だとして、実際の感度は(電磁波の偏光程度から読み取れる)と考えています。

(センサーの構造)
 三センサーの構造はどれも同じ、頭部は球形で(偏光用フィルターと光路を波長別に屈折させるプリズム)、後部はこの光を受けて感光するフィルム膜と感光度を測る錘型の枡が並んでいます。
 LMSの長さは夫々が波長に対応していて
 (Sセンサーは、400〜500nmの(青色光は太陽光の存在を示す)、
 (Mセンサーは、550nm辺りを中心に可視光の平均的な強度を求める、
 (Lセンサーは、Mセンサー感度の少し長波長側の帯域感度を測っていて、M感度との差から入射光の分布傾斜度を知ることが出来ます。

(センサー感度の色変換)
 LMSの感度は、移動平均や基点の規制(色や明暗の順応)を受けて、夫々のデータ組が直交3軸に沿って配置され(色)になります。←(殆どの色は、LとM感度から作られますが、Sセンサは数も少なく(色感度ではナク)昼夜の切り替え動作と思われます。