28、表面の色
(表面の色) 121の図
色の立方体のは、6枚の正方面で、8つの頂点を持ち、各頂点は夫々が独立した色なので、これを「八原色」と呼びます。 ←(モノを見たときに閃く色感覚からは、(三原色より)八色を感じる・・と思いませんか?)
(八つの原色グループ)
立方体の表面が(田の字型)になるように切り開くと、各頂点(原色)を一つずつ持った、小色立方体が出来ます。 ここには同系の色が集まっているので(色グループ)と呼びます。
原色頂点の方向から、この色グループを眺めると、原色は中心から外に拡がり、周りの色が中へ向かって(沁み込んだ)、ローカル色体系になっています。 ←(八方向の色極性と言います)
(色面)
立方体の表面に対して(座標)軸は、各面の中心を垂直に貫いています。 軸の高さが一定な点の広がりが面になります。
立体表面で、1つの面を見ると四隅の色が(相互に混じり合う)ように広がっています。
軸や面と四隅の色の配置は決まって居ます。
L軸に垂直な上面がL面で、四隅の色は(右回り)、赤・黄・白・茜 です。
M軸に垂直な上面がM面で、四隅の色は(右回り)、緑・空・白・黄 です。
S軸に垂直な上面がS面で、四隅の色は(右回り)、青・茜・白・空 です。
C軸に垂直な上面がC面で、四隅の色は(右回り)、空・緑・黒・青 です。
P軸に垂直な上面がP面で、四隅の色は(右回り)、茜・青・黒・赤 です。
Y軸に垂直な上面がY面で、四隅の色は(右回り)、黄・赤・黒・緑 です。
←(−L=C、−M=P、ーS=Y とします)
(図面)* 右側図面の目盛り、中央部の(・1・0・0・1・)は誤り、0はダブらないで、(・1・0・1・)に訂正して下さい。
* また、軸や面の呼び名が(ーL、−M、−S)など(古い図面で)混乱しています。(色彩センサーは、当初(RGB)でしたが現在(LMS)に変更されました。そこで(−G=M、マジェンダをPに変更)軸や色の表記が(RGBC(P)Y)になって居ます。
(色面の見分け方)
* まづ、色面の4隅にはには(必ず)白か黒のどちらかがあるので、白・黒の斜め向う、色が面色です。
* 黒色頂点を、奥(遠方)に置くと、手前の色が、面や軸の色(R,G、B)になります。
* 白色頂点を、向こう(奥)側に置いた場合は、手前が 空(C)、茜(P),黄(Y)です。
☆☆ 色の配置は、言葉の説明では混乱を起こし易いので、(2015.10.12〜15)の色データなどを利用した(カラーBox)を制作して下さい ☆☆