27、RGBデータと新三原色

 
 RGBデータと新三原色
 さて、昨日の話は如何ですか? (些細なことに拘らず、大きい流れを正しく掴んで下さい)。  
 ← 今日の話はオサライですが・・(本当にワカラナイ人は、メール便で質問を出して下さい(おそらく最後の機会でしょうから・・)
   
(旧色彩の三原色)
 旧三原色は、可視光範囲の光を分割した、三原色(帯域)色光の混合調整で、総ての色が作られる、としてきました。(上段の図面)

(新三原色光)
 (下左1図)しかし「三原色光(帯域)」は存在せず、可視光範囲では(色温度)と呼ばれる(域内の分布傾斜)が見られるだけでした。
 そこで私達は、この分布傾斜を域外に延長して・・、可視光範囲と、隣接する(近紫外および近赤外)域にまで・・、(新しい色光の範囲が拡がっている)と考えます。
 ←(可視光域をMセンサー域、長波長側をLセンサー域、短波長側をSセンサー域)と呼びます

(光入力と色変換)
 センサーへ入力光は、分布強度で(RGBデータ)ですが、頭脳(コンピュータ)で(解析・処理)が加えられて、直交3軸データとして配置されますが、出力時には、(3データの示す座標位置)を纏めて(色データ)として出力されるのです。
 つまり頭脳は(域外色光入力)を(放射型の色出力)に変えるコンバータ(変換器)だったということです。