6、視覚の話


  新しい帯域は(旧三原色)のように見えますが・・(これまで通りで片付く)とは思えません。 ここはユックリと外堀を埋めてから・・にしましょう。)

 第四章  視覚

1、視覚の発達
 * 単細胞のアメーバは、陽の光に向かって集まってきます(好日性)
 * さらに複雑な生物になり細胞の数が増えるとセンサーの数も増やして、前後の方向や、左右、さらに面の分布や形を知るようになってきます。
 *昆虫は、物を見るための(専門の目玉)を持ちました。 広く見るため目玉を飛びだした(デンデン虫や蟹、多くの昆虫など・・
 * トンボは、望遠鏡を敷き詰めて、球形の目玉(複眼構造)として、前後左右を常に精密に監視出来ます。(後ろも見えていて掴まえられナイ
 * 魚や鳥は、特に動態視力が優れています。、地球規模の方位感を持つも居ます
 * 土中のミミズや深海生物など(光の無い世界で)目を持たないものもいますが、蝙蝠やイルカなどは、(人工よりも高級)な音波レーダーを持っているようです。
 * さらに高級?な動物の目は、カメラ構造と言って、レンズと網膜構造を持ち、視界を「画像」に置き換えて(詳細な観測や判断)しています。
 * 人の身体能力は、どれも他の動物より劣っているが(二足歩行がヨイらしい)・・、(色の判断や画像の解析、記憶などは)他より優れた特徴、とされています。

2、人の視覚

「物を見る」のは、 私達の日常生活で当たり前なので、とくに(目の働きを意識する)ことはありません。 目がどんな動作をして、どのようにモノを見ているのか?・・これから(視覚の働き)を詳しく調べるのですが・・ まず 概略を見ておきます。

 * まづ朝に目を覚ますと、辺りの物や景色が(大きな画像として)目の前に広がっているように見えます。 これは目がカメラと同じ構造なので、辺りの景色をレンズを通して小さな(フィルム)画像に圧縮して見ている・・ のと同じ構造です。 
 *(白黒の点画像が基本) 
 辺りがうす暗いときや、夜の月明かりでは、色は見えず(白黒の景色)になるし、星は小さな白点にしか見えません。
 このような、白黒の(点画像)が視覚の基本ですが、光が多い場合は、この点画像の分析から(濃淡やカラーの絵)が生まれます。 
 * 視覚の基本動作は、目が光を受けて(色や形の静止画)を作り上げますが、この画像変化を詳細に観察をすることで、例えば(時系列解析は、画像を時間順に並べて比較する)と物の変化や移動がハッキリします。 ←(鳥や魚はこの「動態視力」が優れています)。

 * (異次元の動画方式)
* 一般動画  現在の映画やテレビでは、(人や物)が、少しづつ(移動・変化)する画面を数多く連続映写して、人物が動いたように見せ掛けていますが、
 この連続映写型の動画では、動かない部分は(毎回同じ画像の映写)になるので、情報のムダが多く非能率的な方式です。 
 * 人の動画では、連続画像の変化部分を抽出した(輪郭線だけの)、これまでとは動作が全く違う(能率の良い動画方式)が採用されていると思われます。