2段の回転ゴマ(工作)
* 2段の回転ゴマ
昨日は、いよいよ色彩の話に掛かるつもりだったが、つい(取留のない話)になってしまいました。「
そこで今日から、旧色彩学(三原色)が「なぜ失敗をしたのか?」「どこを間違えたのか?・・」を探ることにします。
(今日の図面と工作)
上行の(第1・2図)は、(現行の)光と色の混色図です。(第3・4図)は、旧来からの(3色円板)図です。
下行の(5・6図)は、3・4図を拡大して切り抜いたものですが、混色で中間色を作ると(三角形に並ぶハズ)というコトです。(下8図)は、切抜き用の軸端用の白黒図。
(下右端も、切抜き用で、(6色色相環を拡大した24色相環の図)です。
(どの図形も、厚手の紙に印刷、または貼り付けてから、周辺(包絡線)で切抜いてから、(錐などで、中心に小さな穴を開けて下さい。(つま楊枝を通すとコマになる)
(三色円板)
(上3図)は、光の加法混色の説明図で(赤緑青)の3色で、高速で回転させると3色平均の(暗い灰色)になります。(本当の光なら中心の色は、白く輝きますが)
(上4図)は、色の減法混色の説明図で(CMY)の3色で、高速で回転させると3色平均の(明るい灰色)になります。(中心の色、実際には黒にならず、誤りです)
(6色色相環)
前項の3色円板を重ねて6色の円板(色相環)としましたが、(赤青緑)と(CMY)の色は、明るさが違うので2枚の円板は、同じ高さに重ねるコトは出来ません。
(2段円板の回転ゴマの制作)
少し長め(直径程度)の軸を作り、≪黒・3図・4図・白≫を順に通したコマを作り(円板の色位置を合わせて、軸長は1/3づつに)固定して下さい)
二段の円板の回転ゴマが出来上がったでしょうか?
(ワカラナイ人は、本HPの「2段の回転ゴマ(2015.6.27〜)を参照して下さい)