色の配置

 色の配置

昨日の話は、ご納得頂けたでしょうか?、
 筆者が、(三原色を嫌ったり敵視している?・・)などは、全くありません。 現在の色彩学が近世以降の混乱をそのまま引き継いで、新しい時代に見合った訂正を全く行っていない、と言うのです。
 他の産業(例えば宇宙や電子・情報工学、遺伝子解析など)・・の科学や理論・技術は猛烈に変化・発達を遂げてきたのに、ひとり色彩学は(ここン百年、何の進化もない)、と言われても仕方がありません。
 現在の色彩学の理論は、殆ど近世以降に作られたモノです。当時の科学者は、 不十分な(機器や技術)環境で、よくぞここまでガンバッタ・・と感心するのですが・・。
 それ以降→現在に至る(色彩学の人達)は、それこそ科学を敵視し(感覚や経験を主張するのみ)実際は(心理学へ逃げ込んだ)ということです。
 昨日は色彩学の大きな流れ(光革命による混乱)と、経験則の大きさの話をしました。 科学の論理を正しく積み上げて行くことが大切です。

(昨日の図面)
*(1図)太陽光の分光(スペクトル)の様子
*(2図)可視光範囲の3分割(TV用のフィルター)特性
*(3図)網膜センサーの感度(想定)図ですが、(現在はLMS感度デス)
     (R・Gの感度が重なって三原色帯域ではありません)

(今日の図面)
*(1図)光の三原色(赤・緑・青)を多重照射したもの
*(2図)色の三原色(空・茜・黄)、以前は3色円板でしたが、セロハンに変っています。
  英大文字の、色の式は(上下で食い違い)成立しません
*(3図)は、三原色を改め、心理4原色を作る説明(色覚説)です
*(4図)まだ色は均等に並ばないので、実態に合わせて修正
*(5図)現在広く利用されている、マンセル(24枚)色相環です。

 以上 現色彩学で、論理(数理)的に煮詰めたもの(ルール)は全くナイのです