四種類の色諧調
皆さん!、色を表す(色名)に「グラフ座標値を宛てる」ことにしましたが・・(ご理解戴けたでしょうか?・・)、LMSの3種類の状態を色別に表示をしたのです。
(4軸の色諧調)
さて、昨日の図面の最後に(2隅だけ色を塗ったBoxを4コ描きました(下手でゴメン)が、これと手持ちのカラーBoxを(穴が開くほど)睨んで下さい。
(見えましたか)?・?・ 見えるまでガンバッテ下さい。
ハイ! 見えました・・。 よくガンバリましたネ。
(そうです)貴方の「Boxの色」は、この4つの色が重なったモノだったのです。
(色の諧調)
先日(11.17)の図面で、{赤〜空色、緑〜茜、青〜黄色}を代表的な(補色)の組合せだ、と紹介しましたが、この色変化は、写真やFAXの場合と同じように(順次変化し(中間値は(0)で灰色 ※)で反対の色になる) ←白黒と合わせて4種類の「色の諧調変化」だったのです。
※ ← 補色は(2色を足し合わすと色が消える(灰色になる)ような組み合わせ)のことです。 ← 背景が白紙の場合、中間色は灰色に見えますが、背景色を(全色の平均(=灰色)とした場合は、同色で色は見えず(無色)になります。
(Boxを回転する)
【掲載の図面は、古く傷みが激しく見難いですが・・ゴメンネ】
(出来ればBoxに)、白を上に、黒を下に、軸を通して、机上に立てて、(右へ)反時計回りに回転して下さい。
右から左へ上図のような色並び {赤、暗黄、緑、暗空、青、暗茜、(赤)}が見えます。
軸の高さは、色の明暗で、底が黒(−3)とすると、赤緑青は(−2)、空茜黄は(2)、白(3)となっていて、色の(明るさ)を表しています。
いま、軸の取り方を変えれば、(下図の左から)のように、(赤〜空色)軸、(緑〜茜色)軸、(青〜黄色)軸、とすると、図のような色諧調を表す図面が作れます。
つまり、色は4種類の色諧調が重なったもので、色の種別は4種類(4軸8色)で横に連続的に変化するが、軸の上下の高さは、4種の(色の諧調)を表していたのです。
※ ← 旧色彩が、「白黒」を色から外したのは(大間違いで)、他の三原色とと同様の「補色の組」だったのです。