カラーBoxの製作Ⅵ


 (カラーBoxの製作ー?)
 先日から皆さんに「カラーBox」の製作をお願いしています。 来週からの講義を「色の配置」についてです、その学習教材として必要になるモノで・・、全員に製作をお願いをしています。
 型紙(色票)を先日からお送りしています。適当に切り抜いて立方体を製作して下さい。)
 カラーBoxの製作の記事は、本HPの(2011年3月の上旬)に掲載したものです。 この頃から、Boxの性質や利用などについての解説が進められているので参考にして下さい。
 ← (このページの記事一覧から遡れると思います)

(四種類の色諧調)
 今日の図面は、色立方体を(赤ー空)軸に見立てた展開図です。 このように、色立方体には、(白―黒)(空―赤)(茜ー緑)(黄―青)の四つの頂点を結ぶ色軸(色諧調)があり、各面は四隅の色が混った色になっています。
 旧色彩が色を、有彩色と白黒に分け)別扱いにしたことは、「この上ない大間違い」だったのです。

     ☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー

 (エネルギーの話し)
 先日の物理講座で、物質の中身は(原子や電子の構造模型や太陽系のように)、中身はガランドウで、物の実体はナク、力学的な空間が広がっている・・、と話しました。
 だから、これまでの、物が動いた(力学)とか、化学や電磁気的な現象も、物の存在など・・、すべてのことを(電磁力学的なエネルギーの場)として捉えるコトにするのです。

 (エネルギーは不滅)
 例えば、*、物を高く持ち上げるには力が要ります、だから高い位置にある物は、低い位置の物より多くの(位置のエネルギー)を持っているとします。
 また、*、ピッチャーが球をを投げたときは、腕の力が球の運動エネルギーに変えられたので、ボールが走ったとするのです。
 *、太陽からの光は色々利用(力や化学変化)され、最終的には地球を温め温度を保つ・・ことになります。
 以上のように、エネルギーは、いつも色々に形を変えて利用されるモノで、無くなるコトは有りません。

 (光はエネルギーの塊)
 私達の生活のすべては、太陽からの(光エネルギー)で支えられています。
 物事の現象や処理は、すべて(エネルギーが仕事をしたから・・)とするのです。
 「光」こそは、エネルギーの代表的な姿だったのですが・・、これまで皆が気付かなかったのです。
 
 (電気代の話し)
 水力発電は、山中の高い位置に水を貯めて、放水で水車を廻して発電をします。 ダムの水位と発電(能力)は比例するので、高いダムほど発電能力は大きくなります。
 しかし、いくら水位(や電圧)が高くても、実際に水を流し発電機を廻さなければ(電力)は発生しません。
 同じように、貴方の家には、常時100ボルトの電圧が来ていますが、スイッチを入れて電流を流さければ、電力消費(電気代)は発生しません。
 貴方が使った電気代は(電力=電圧X電流)だから、電圧ではなく電流に比例した)計算で請求されるのです。

 (光にも電気代?)
 光も電磁波だから、電圧と電流に相当する(光波と光流)があり、電力に相当する力(エネルギー)を持っています。 ←(光波によるロケットエンジン)。
 光りは、数多くが重なって姿が見え難い場合が多いので、光流を測って強さとすることが多いようです。
 スペクトルは、光圧が見えたモノです。 波長帯域を測ることで(光の流れや強度)を知ることが出来ます。

 ※ 以上のように、光は厳然とした物理現象の一つです。(色彩は心理学だから、何んでも通る・・はナイのです。 正しく「物理を理解して利用して行きましょう