波とは何か?
(波は形や状態の入れ替わり)
波と言えば、普通は(水の波)ですが・・、縄跳びの運動や音など、目に見えないモノも、波の現象と考えられるようになりました。
最も簡単な波として、ブランコ(振り子)を考えて見みましょう。
(左右のブランコ)
子供が漕いでいるブランコを、横側から眺めているとしましょう。
*、いま子供が、右側の高い位置から(足を踏ん張り)下へ下がろうとしています。
*、子供が下がる力は、の運動速度となって(右から左へ)中間位置を通過して行きます
*、中間点を過ぎると、先程の勢いで、子供の身体は左上に持ち上げられます。
*、上昇限界まで上がると、一旦停止して、今度は逆に左から右への運動になります。
*、このように、或る状態や力が、形や姿を変えて順次繰り返すものを「波」と言うのです。
(音の広がり)
*、鐘面が凹んだ瞬間、空気は横に引かれて(上下には縮みます)
*、次に鐘面が凸むと、ある空気は、押されて(左右が縮み、上下に伸びます)
だから、鐘の音は鐘面の振動だけが拡がるのではナク、外に出た多くの音が何時までも響き合って鳴るのです。
波が球面に拡がると言っても、単純な鐘の振動だけではナく(2.4.6など)複雑な極性を持つ波が立体的に拡がって行くのです。
(波の合成)
下の図は、同一周期(波長)の波や、倍の調波を重ねた時などは、波のレベルが高くなりますが、波長の異なるときと打消し合って波が消えます、
多くの波が重なると、静かな時と波が高いときとが入れ替わるので、パルス状の波になり(光りでは粒が動くように見える、ので「光粒の移動(光流)」と考えるのです)。
(熱擾乱光)
太陽では、全ての物質が核融合反応で燃えていて(表面の温度で6千度程度)常に(熱擾乱)光を発しているようです。
熱擾乱光は、どれも始めは(波長200nm)=1500Thz程度で出発しますが
地球などに到着して、空気層などに入ると、順次エネルギーを失って高色温度(高周波側の分布)が無くなり、次第に低色温度(低周波数)の光分布に変わって行きます。
※ いづれにせよ、従来の書籍の説明の「一定波長に固定した光は全く存在しない」こと理解して下さい。