(再開) 波長と色の対応 


 波長と色が対応?
  ☆☆  長らくお休みを戴きました。 新色彩の講義を再開継続します のでヨロシク  ☆☆

(新しい可視光線範囲のまとめ
 (色の原因)
 これまでの色彩学では、「色とは何か?、何故色が見えるのか?・・など」に対して、何も答えてはいません。
 色は「物(体)表面に付着(分布)して居る(3種の色素)が(後には、色光を選別反射と変更)見えるため(個々の色が生れる・・が(三原色素説)で、 → つまり「光や物体表面には、色素が分布・存在しているので、人はそれを見ただけ・・」なのです。
 いまや「旧来の色彩感(三原色論)は、(物理的にも論理的にも完全破綻して)「色彩学としては成り立たず、存在しない」のが実情です。

 (新しい色彩感)
 旧色彩学では(色は天然自然に存在するもの)で、人の色彩感は、「三原色(素)が色の原因」で、「人は、直接に(三原)色を感じ、色操作も行う・・」としたので(実際には何も出来ず)破綻したのでした。
 そこで私達は、「色とは何か?・・」の原点に立ち返って、いま一度、新しい色彩感(色の本質を探る)ことにします。
 色は(人の感覚)の一つであり、色の原因として、①(光が色の原因)を認めましょう。 また、② (物体表面が個々の色を持つ)のでこれも色の原因としましょう。 しかし ③ 色材や光があっても、色を感じ(認識・判定)しなければ、色にならないし役には立ちません。 つまり「色は、この(三者が同時に働いて作られる)感覚」だったのです。

(新しい光)
 旧色彩学は、口先では「光が色の原因」と言いながら、実際には「光りや色」の本質(物理や論理)が理解出来ぬままに、全くデタラメな色彩論をデッチ上げてきました。
 この反省に立って、今一度、色の原因とされた「色光」を見直したのが・(先日までの擾乱光の挙動)であり「三原色に見える」現象の追求だったのです。

(光の実体)
 光とは、エネルギーレベルの(高所から→低所へ渡される)手段で、電磁波伝播の形を採ったモノなので、私達が見る可視光線は(放射線→紫外線から→可視光→赤外線から→熱エネルギー)へと、エネルギーの変化形態の一部が、一瞬見えたモノでした。
 (話しが難しくなりましたが・・(不要デス)。 エネギーの発散過程で、光の波長が次第に長く(周波数が下がり)なり、レベルも(拡散で小さくなる)下がって行くのは、当然の経過だったのです。
 旧色彩では、色の原因を「特定波長の色光の集まり」としたのですが、そのような(一定周波で)波長が固定した光は全く存在せず、色帯域(色光論は)実体のない空論だったのです。