真の色の要因 

 真の色の要因
 (真の色の要因)
 従来からの色彩学は、私達の疑問(何故モノの形が見え、色を感じるか?など・・)に対する答えはナク)、(視覚の基本)に関して、そこに「三原色(素)が在るから見えた」とするだけです。
 私達は、このような三原色(素)に異論を唱えますが、多くの現象で「三原色のように見える」という事実は、否定しない(むしろ大切に)しています

(説明図面について)
 上の絵は、教科書などで多く見られる「三原色(混色)の説明ですが、(ごく簡単に一通り説明します)
(左上ー①) (赤緑青)の3色電灯光を重ねて照射すると、図(三色円板)のように見えるというものです。
(赤+緑→黄色、緑+青→空色、青+赤→紫(茜)色、赤+緑+青→白色)で「加法混色」と呼ばれます。
*(左中ー②) 物体表面に太陽光などを照射したとき、表面で
( 赤色が吸収され緑と青が反射され空色に見える。 緑色が吸収され赤と青が反射され紫(茜)色に見える、
青色が吸収され緑と赤が反射され黄色に見える。)ので、光は弱くなり「減法混色」と呼ばれます
*(左下ー③) 物体表面が白色なら、三色全光が反射されて白く見える。 灰色なら、反射の程度は弱く(中間)で。 黒く見えるときは、全ての光が吸収された。  とするのです。
(右の上図) が「光の加法混色」、右の下図が「色料の減法混色」。と呼ばれるもので、現三原色の原理説明とされるものです。

 以上いづれも、三原色光説の基本的な現象や原理を説明したものですが・・、実は、上記の総てについて、決定的な重大な問題が有るのです。

(三原色(光)は存在しない)
 光と色の関係を見出し、色彩科学の始祖とされるニュートンは、「光に色は付いていない。色に見えるのは別の原因だ!・・」と言っていたのに、後世の科学者(現在も世界中の)は、誰もこの忠告を聞かず、前記のような「三原色(仮説)」をデッチ上げたのです。

(三元色説には根拠がない)
① は、赤.緑.青の三色の電灯光を重ねて白紙に照射したら、白紙が白く見えたと言うだけで、光が白くなった(混光)という現象では有りません。
②などは、 物体に太陽光などを照射したら、物によって色別が出るので、三色光が別々に反応したとするのですが、三色光を(別々に分割)した試しが有りません。
③ 私達は、直接太陽光(反射光も)見ることは出来ません(超強力で危険です)。必ず空気や物体表面などを透過や散乱など(で殆どの成分を無くし弱くなった残り光の(可視光範囲)の光で見ているのです。
←(太陽の視半径を(0.5度)とすると、全立体角に全光を反射したとしても、4πr(2乗)として(5百万分の1)程度の強さです。 反射光の強度が、白や黒になるレベルの話ではありません。
← 白黒の範囲は数Lv程度です。 黒いと思ったモノも周りの明暗によって、大幅に変わります。光の強度レベルで白黒は決まりません。

(スペクトル光では分割出来ない) ← 
 ①の色の電灯光を夫々別に、ニュートン実験(スペクトル分析)を行いました。(簡単な器具のため光のレベル強度は読めませんが原理的なだけ、光分布を誤ることはありません)
 (赤.緑.青)電灯光のいづれからも、太陽光の場合と同じような、(赤.緑.青)三色が並んだ「分光結果=スペクトル」が得られる のです。
 筆者は、3色の電灯光以外に蛍光灯、発光ダイオードなど・・手当たり次第に色光の分析を行いましたが・・どれからも同様の「三色分光結果」が得られます。

(光が色ではナイ、を見せる要因)
 つまり、このことは、 ≪ 三原色光ナンテナイ、どの光にも色を見せる要因が共通に存在している ※ ≫ ということです。
 ※ 今回筆者が初めて明かす「重大な発見なのです」が、 ワカッタカナー?・・・