三原色の見直し


 
 三原色論の見直し
「色とは何か?、ナゼ色が見えるのか?、は(永年の人類の謎)とされてきました。
 現在の色彩学では、光がナク暗い所では色も形も見えない、だから(色の原因は光)だとして、(赤青緑)の三原色を考え、この(混合配分で色が決まる・・)としてきましたが
 昨日の話では、どのように探しても、(物理的な)三原色光は見付からないし、色光の理論に矛盾が多く破綻している・・などから、今一度「三原色光論(色素感)」を見直そう・・と言うものです。

 (色が見える理由)
 色の理由として現在の色彩学は、(光が有るから色や形が見えるんで)「光が色の原因」と一義的に決めつけています。が しかし
 景色や色の見え方には全体的な色の傾向はありますが、個々の物体の色は(光の有無ではなく)物の形・物体表面の色が見える(=色素論)の方が良いようにも思われます。← 現在の色素感では、物体の表面には(色素が分布)して、光に照らされると(夫々自分の色光を返す)ので(色が見える)としますが・・、余りにも「ご都合主義」と思いませんか?。
 現在、公式的には「色の原因は光」とされていますが、皆の心の中では、経験則の(色素論)が離れないようです。
 色の原因について、(光と色料どちらが?)との論争は、両論併記の形で、未だに決着は付いていません。

(色は人の感覚)
 しかし最近(ここ○十年?)、解剖医学などの発達によって、人の目の(レンズや網膜)構造が明らかになりつつあり・・、色は(色素物質などでナク)「色を感じるのは人の感覚と」と変わってきています。

(人の視覚)
人の目の構造については(別に詳しく説明しますが)、
 視覚としては、危険を回避し身の安全を図るため、夜間の暗所における視力感度が第一で、光の豊富な昼間に(食糧確保・物を詳細識別する(色彩感度)は、補助的なもの、と思われます。
 網膜には明暗を感知する桿体センサーが(1億2千万コ ← 現在のデジカメは2千万画素程度)もあるとされています。
 一方色彩に関係する錐体センサーが、(Lセンサー(4百万コ),(Mセンサー(2百万個)、(Sセンサー数十万個)程度あるそうです(以前は、赤緑青のセンサーと考えたが違ったようです)

等色関数
現行の最も新しい色彩論は、三原色の等色関数論ですが、実際にはLMSの出力を(三原色として扱うもので・・)何の成果も出て居ません。