間違いだらけの色彩学


 間違いだらけの色彩学

1.2 現行色彩学の矛盾

  • 1 現行色彩学の見直しを

  現行色彩学の基礎は、三原色(色素論)です。 色彩の世界に学問的な(体系や纏まり)は無いのです、現行の色彩関連の主張を、昨日の図面に纏めて並べました。 ←(実の所、皆が、無責任・好き勝手の言いたい放題で・・「本当の色彩学は存在しない」のが実情です)
 時代や周囲の状況に合わせて「色彩論(色彩工学)の説明」は変遷して、表に色素論は出ないのですが・・、今現在も(潜在意識)で残っているようです
 上記は、現在も色彩論として使用されますが、すべて「科学的な論拠 ※」として成り立たないものです。 気に入らない人が多いでしょうが・・、「○○のように見える・思われる」は(貴方の希望的観測=期待)に過ぎないのです。
 果して、これ等の何処が・・科学論拠として可笑しいのか、これ等が何を主張したかったのか・・、今一度考え直して見て下さい。
※ ← 科学的とは、再現可能な実験や観測結果を元に、それらを導くルールを見出して、さらに確認・実践・応用を繰り返して進める、技術や理論の体系のことです。
 ← だから(事象と論理)に食い違いが出れば(直ちに引き返す勇気)が求められるのです。(エライ先生はこれが出来ず全員が口を噤んでいる)

 ・・「現行色彩学(論)には、科学的、論理的根拠は何もナイ(まるっきり次元が違うのです)・・・
 極端な言い方をしましたが・・納得が行くまで考えてネ ←(これまでの色彩書の説明の殆ど総ては間違いデス)これが確信出来ればヨイ。
 ここが理解出来ない人は(この先は侵入禁止、飛越はケガの元)です・・、新色彩の学習は、(先入観を抜け、正しい判断力)を身に着けてから再挑戦をして下さい。

(三原色の誤り)
 筆者が「三原色の誤り」と言うと、ムキになって反対する人がいます。筆者は、三原色と呼ばれる3種類の色料(絵の具や)(赤緑青)の色光の存在や動作は否定しますが・・「三原色動作のように見える」現象を否定しないし(誰よりも重視をしている)つもりです。(被害妄想的な反発はツマラナイ)
 三原色反対(不成立)論は、これまで色々言って来たので(別稿を参照して下さい)。
これまで筆者は、色々の説明をしてきましたが・・・「どうしても三原色だ!」と頑張る人に、今日は筆者の方からお尋ねをしたいと思います

(帯域の色光は存在しない)
 スペクトルなどから「光波長と色並びが対応する」としてきましたが
*、色と波長が対応した単一光は存在しません。
* 色光の帯域も( 380〜500〜600〜780 などと実に大雑把な)帯域の指定は便宜的なもので、実際には色光帯域は存在しない。 ←(これらはニュートンが言っていた)
*、三原色の波長帯域として、上図が示されます(現在のフィルタ性能は高性能です)が実際の色光を分離抽出出来ません←(帯域光は存在しない)
(ブリュッケ現象)
 光の強弱(明暗)によって色の波長域が移動する現象ですが(一般書では隠してきました)。色の原因を(三原色で確定すると波長の移動が理解し難い)のですが・・どう説明されるのですか?(色波長の移動)の事実を認めることですネ
(三原色と色環)
 スペクトルの色並びが(・赤橙黄緑青藍紫・)波長順は良いのですが、これを色相環として、長波長と短単波長側を結ぶ理由が有りません。 色環は赤と青の中間色(紫色)を強制的に作りましたが、自然光の観測では、赤紫と青紫に分かれて(物理的には繋がりません)。
(センサー感度)
 現代医学の進歩によって、目のセンサー感度が次第に明らかになってきました。はじめ3つの錐体センサー(RGB帯域)と考えたが(RとG域が重なり三原色構成)ではナイので(LMS)に変更しました。
 
 以上は「旧色彩の説明が科学的でナイ・・」の例として挙げたものです