レーダ−の原理 


レーダ−の原理
 人の目は、動画を見ていると考えたが(膨大な情報処理の壁)に阻まれて、このまま終わるのか?、と思われましたが。 従来の(静止画の連連映写)とは全く異なる・・(画像の偏移を追跡し補充する)新しい動画方式がありました。
 (新しい動画方式)
 人はモノを見るとき(単に形や位置を見極めるだけでナク)事物の変化に対する即時性も求めたので・・
 精密な観察で1枚の画像を作る(静止画完成)の方式でナク、→ 連続写真を多数集めて、次第に画像内容を充実させて行く(別種の動画方式)を選んだ・・と思われます。
 今にして思えば、「明暗順応や色順応」「混色の原理」、「画像の構成」など・・、あらゆる所に(新しい動画動作が働き)顔をを出していたのに・・(見逃して、気付かなかった)のでした。
 (画像処理技術)
 新しい(動画手法で新色彩の画像システム)が動き出した、と言っても・・「何のことやら?」の人がいます。 ??と、思ったのですが・・、一般の人に「画像情報の処理装置」なんて(ワカラナイヨ)が当然で、これは筆者の方がが特殊(※)でしたた・・
 ※ 筆者は、子供の頃から「写真で色遊び」「放送開始前からテレビを作り」、長じて無線通信の世界に入り〔船舶t通信士)初期のレーダー技術を収め、後に気象庁に転進し、通信施設建設、コンピュータ建設やプログラムも身に付けました。 その他(気象観測、気象レーダ、離島勤務、気象衛星地震の専門官など・・(官庁履歴ではドサ廻りですが)多くの業種を経験出来ました。
 ←(筆者が開発した「気象レーダー雨量計」は、(現在の気象図やカラー画像放送の基となった)モノデス。
 (画像の分解)
 画像処理は、かなり特殊な世界なので・・、システムが目指した〔画像の処理や伝送}の大方の(流れを確実に掴んで)貰えたらヨイのです。
 映画の場合は、フィルムを用いてイキナリ画像を見せますが、テレビやビデオなどは(絵をそのまま保存することが出来ないので) 画像をグラフ用紙の桝目のように分解して、(Excel)のように(A0.A1.A2・・An。B0.B1.B2.・・Bn。C0・・)と番号を付けて、順次画像データを拾って行きます。
 つまり、矩形の図形を、A0〜AnへB0〜Bnへと横に移動する動作と、一行が終ると下に下がって(又横へ移動する) ←(横に動く動作を、下にずらせ乍ら繰り返します)。
 画面下まで横動作を繰り返す ことで、1画面の(掃引動作で)1枚の絵が完成します。
 (画像の伝送と組立て)
 上の場合、 画面を横に細分し1列に繋げた形で伝送をするので、画像を受ける側は、「画像を分解した手順と全く同じ順序で」、受信データを組み上げれば、元の画像と同じ画像が再現できます。
 実際には、画像の伝送や組立手にミスが出ないように、縦や横の同期信号、がっめんの開始や切り替え信号など・・複雑になります。
 (レーダーの原理)
 最も始めのレーダーは、近接する敵機に対して電波を発射して「反射波の到着時間から相手の距離を測る」モノでした、(図の下)で、測定位置から目標物への距離だけを(A表示)するモノでした。
 舶用レーダーは、アンテナヲ回転させながら、連続的にパルス電波を発射して、パルスの隙間、時間に目標からの電波を受信して、回転円板に(PPI)表示を行います。
 (人の目は特殊な高性能レーダー)
 「人の目はレーダーです」と言っても・・、目玉から、直接高出力の電波を発射することは出来ません。
 目のレンズを通して、外の景色と同様の擬似画像を作り、これをレーダーと同じ原理で、図形として組み上げるのです。
 目は、現在の「デジカメ」と同様にレンズや絞りの機構を持ち、フィルム位置に光の感度センサーを置いています。 ← つまり、光りを受ける構造はデジカメも目も殆ど同じ・・なのです。
 (カメラは静止画)
 カメラは、シャッターを切るとメモリーに画像が蓄えられるので、そのデータを取り出して・・(そのまま、または一定の処理を加えて画像として利用します。 ←(つまり(シャッター単位で、一連の写真動作は終了します)
 (目は動画処理)
 人の目は(カラー動画)の世界なので、(1/30)秒毎にシャッターが切られて新しい画像が入ってきます。 新しい画像を撮影し、前回の画面を処理して全体や部分との関連を調べ、過去データなどを参照し、危険を予測し、出力画像を作成して、出力用の色変換を行い・・次回入力用の待ち受けデータを準備する・・など 現在の最高技術レベルのカメラでも(画素数が多く)秒10枚の画像を扱うのが限度なので・・、 目がカメラと同様の作業をしている・・とは、到底考えられないのです。