波長強度と光の分布 


 波長強度と光の分布     物理色温度の中身
 昨日は、光りは「粒状になった波の塊りが空間を伝ってエネルギーの交換をする・・」と言いました。 (却ってワカラナクなった人が居るカモ・・)←(元々作り話なのだから)、何となくイメージが出来れば、それでヨイのです。
 (光りを粒で考える)
 光を川の流れと考えます。 太陽からは小さな光粒のボールが飛んでくる・・とするのです。
 このボールは、投手(太陽)から(初速でなく、回転数1500Thz)で投げ出されます。
 このボールは風船のように(急に大きくて膨らんでパンクして縮むモノや、緩っくりと膨らむモノがあります ← この変化は色温度(曲線)によって違っているのです)
 (光の寿命)
 光は、光源の物質材料に、外から強制的な力(エネルギー)が加えられて飛び出すものです。だから光りは(太陽を)飛び出す時点で、夫々の色温度を持っています。
 太陽から出た光りは(真空で光路は曲げられるが、殆ど減りません)空気層に達し、散乱反射などの減衰を受けながら、他の物質に入り大きく吸収や光路変更・減衰を受けてやがて消滅します。
 (色温度と波長分布)
 光源を出た高温の光りは、やがて他物と往き合い、高温部から順にエネルギーを失い色温度が下がり(短波長側の分布が減って)きます、
 光の波長分布は、色温度で形が決まっています、 高い色温度は、より低い温度の上に高温部を積み重ねた構造です。
 だから波長別の光りは、ある波長光の(全体の強度でなく)積み重ねた波長部分のみのコトなのです。
 (波長強度は重なり部分のコト)
 だから「光の波長強度」は、光の強度全体の形でナク(より低い周波数に、高い周波数の重なり部分)と考えるのです。
 (←10Hzの波の分布は、9Hzに10Hzが重なったモノ←9Hzの波は、8Hzに9Hzが重なった・・とするのです。
 (光の波長分布は、光の強度ではナイ)。
 光り子(1点)だけでも(温度分布のン百分の一の形で厚みがあり、集まると山や傾斜になる)全波長域に一瞬光ります。
 (光り初めて→ 明るくなって→ やがて消えて行く)光り子を、ピーク位置の1点だけで表したのが、一般の「光り分布図」なのです。
 波長別の光強度は、全域なので殆ど見えないのです、光り全体を纏めた波長分布(ピークの山形または分布の傾斜しか(可視光範囲からでは)見えないのです。
 (三原色に見える)
 光の分布は(可視光範囲)からでは観察出来ず、分布傾斜度から本当の分布を推定します。
 *(中間、殆ど水平でピークが緩い山形に見える
 *(左側に山形のピークで、右下がり傾斜。 短波長側の分布が多い
 *(右上がりの傾斜で、ピークは赤外域と見られる 
 以上の3パターンがあり、LMS感度として検出されるので、これから実際の光り分布(可視光線範囲より広い)を推定すると「広域三原色による色の構成」のように見ることが出来ます