光りとエネルギー 


  光りとエネルギー
 (光りは、エネルギーで考える)
 従来の色彩学が、ナゼ間違いを犯し本道を見誤ったのか?・・、(ソシテ永年なぜこれが改訂されなかったのか・・)
 スベテの色彩学者が(物理オンチ)で科学を嫌ったからナノです(コレで置きます)
 三原(色素)説(3帯域論)を放棄して下さい。 未練で放棄出来ない人は不勉強で)(何もワカッテナイ人です)。 三原色を(シッカリ見直し勉強スルのです)、矛盾だらけでウソ八百に気付く筈です。
 新色彩も、見方によっては「広域三原色(要素)論」なのです。 一度頭をクリヤにして見直す勇気を持って下さい。

 (光りは振動数で考える)
 津波の波長は数百キロもあります。光の波長は(nm単位)で短すぎて目には全く見えません。桁違いの世界の動作は理解し難いモノです(単位の桁を置き替えて見ましょう)、
 筆者の専門だった、電気・通信の世界では、波の振動を「周波数」で表しますが、光の世界では(歴的な経過もあって)すべて「波長表示」で扱われます。
 [C=fλ]なので、(f)はエネルギー量に比例しますが、(λ)は波長なので(反比例 ←逆に動く)のです 光のレベルや強度は、そこに働くエネルギーの大きさです。 だから(光りを波長で扱って)は、その場の動作や力関係など・・が、ピンと来ない(本質的な理解がデキてナイ)のです。 ←(分かったツモリの人が最もダメ、必ず確認・追試を・・)。

 (光りは粒で)
 本講座の最初(2011年)に、「波の合成」ついて説明したのですが・・、一部を抜粋します。
 *、同一波長(周波数)の波を重ねると、波の高さが高くなる(大きいエネルギーが要る)
 *、周波数の異なった波を重ねると、お互いが打ち消し合って、表面的には静かになります
  (津波は、海面全体が広く盛り上がるので波は全く見えませんが、大きなエネルギーが隠れています)
 *、近接高周波の集まり、数多くの近接周波数を重ねると、一見静かに見える、パルス状の波になります。
  一般の光りは、集中して粒状に見えるので「連続的に変化する近接高周波の集まり」と考えられています。 ←「熱擾乱光の生成」の話を読み直して下さい)
 (光りは雷フラッシュ)
 上記の「光の粒(光り子)は「ピカッ」と、(←雷やフラッシュと同じ)一度光って終わりです。 ←(分布やレベル)と言われるので、そこに定常的に波が有るように考え勝ちですが・・(蛍光灯は)電気のサイクル数のフラッシュが連続的に見えたモノです。 
 一つの「光り子」は(200nm)ぐらいで発生し→次第にレベル強度を増して行きます。
 やがて幾らかの波長で(最大ピークレベル)になって →後は次第に減衰して行きます。
 ← 「色温度曲線」として、通常は、このピークレベルの高さと波長の関係が温度別に示されています。
 (光り子は、色温度の変化)
 (200nm=1500テラヘルツ)ぐらい発生した光り子は、どれも次第に周波数を下げて振動数が連続的に下がる)ますが、個々のレベル上昇は、発光源に色温度によって違っています。
 (従って光り子の強さは色温度曲線の「ン百分の一」の強さで変化する、のです)
 一つの「光り子」だけでは弱くて見えませんが、数多く集まると・・分布や傾斜が見えるようになるのです。 
 (ピークや色温度で一定はしない)
 ある色温度の光があるとき、特定数値(波長)だけでなく近接周波数の集まりで、より高い(または低い)周波数の光り子の集まりなのです。
 その周波数付近のモノが多いのですが、どれも上下に広い帯域を持っているのです。 ←(赤色光が赤外範囲に及ぶというのはこのことです)
 (光の分布はピークを1点で表す)
 どんな光りも、(200nm →ピーク波長 →赤外線域)へと光ります。 (ピークが早く、青色域や可視光範囲でピークを示すモノやレベル変化が小さく赤外域に向かうモノもあります。
 これ等の分布は、そのまま描けないので、1つの光子は(ピーク位置の一点)で代表させます。
 (コレによって光の流れを、水か豆粒の流れのように見せるコトが出来ます。
 (光の分布と傾斜)
 光り子を豆粒のように表せば、例えば(5千度)の光りの分布は(水平僅か山形)の分布です。
 いま或る光りが(傾斜度A、ピーク波長a)だったとして、
 *、より長波長(赤色)側の成分光を増やすと、赤色(右)側に光子の点を置くことになり →全体のピーク位置は右へ寄り、(右上り)傾斜が強くなります。
 *、より短波長(青色)側の成分光を増やすと、青色(左)側に光子の点を置くことになり →全体のピーク位置は左へ寄り、(右下り)傾斜が強くなります。
 *、中波長光(緑・無色)なら、ピークは、より中間に近寄り、レベルが上昇します。
 ∴ つまり傾斜度は、可視光線範囲の中心から見た[左右の分布度]←(より赤(青)色側の分布が多いか?)のことだったのです。
 (光りのエネギー)
 光(子)の波長分布は、発光源の発光点の温度で決まるのですが、物質内部を通過するときデンジエネルギーを奪われると、色温度が下がります。
 つまり温度は、下から上に積み重なったモノで、高い色温度(5千度)は、より下の(4千度)の光りの上に(1千度分)が、上に積み重なったモノだったのです。
 青い光りが、よく曲がり散乱するのは・・、短波長から順次エネルギーを失って温度が下がり、長波長側が残るので・・左側の分布が無くなり左下がり(=右上り)傾斜に見えるのです。
 (光りの寿命)
 上記の話は、(ヤヤコシクなるので、説明を後にしましたが、光(子)の経路で起こる現象です。
 光りは、秒速30万キロなので、地球に到達してから、空気や物に入って →自他にエネルギー変化を起こして →(周りの温度レベルと一体化して)消滅するまで・・は、まさに一瞬の出来事です。
 総ゆる物質は、自前の温度レベルを持っていて、外界とは光りで(エネルギー)の交換をして温度を保っているのです。が
 高温で(電磁)放出された光(子)が、物質通過で順次エネルギーを失って低温光に変化するのです。最終的には周辺の物質の温度レベルに、同化した時点で波が消滅するのです。
 (少しムツカシイ話になりましたが、光り(電磁波)で、宇宙の総ゆる物質のエネルギー配分が行われているコト理解をして下さい)
 ←色紙学だけが「物理を超えた心理学」なんて逃げは、それこそ「ナンセンス」ミットモナイコトこの上ナシです。