何を求めたの?(等色関数)
何を求めたの?(等色関数)
昨日のデータプロットは旨く出来たでしょうか?・・「波長と色の対応図 6.9右端」のような図面になると思うのですが・・、正解図はありません(今後も資料があれば、データ補強をします)。
(等色関数)
さて、 昨日イタズラで描いた「等色関数」が、見事な正負対称図形になったので・・
(色の比較)が出来るように、図面の(波長目盛りを変えて)描き直しました(ドロナワで不正確ですが・・{本図(右側)の波長目盛りを、右図面に写し替えたが、高さはそのままです}。
(L曲線の負値)
等色関数のL曲線(赤)に負値が出た!・・とm大騒ぎをしていますが・・、感度出力は(動作基点の取り方で)その出力特性は大きく変わるものです(6.5の説明を)。
したがって、Lセンサーの出力が(+−)に亘り、左右がアンバランスでも別に(不思議ではない)のです。
(L−M 感度)
LMSの三出力を(相互に無関係として直交3軸に配置すると)、三軸の中間(白黒・無色)軸方向からは、3出力が相互に引き合うように見えます。
LMSは(平面的に120゛の方向なので)、どれも自分の方向から見ると、他者は反対方向(自分の感度出力を減殺する)ように見える、のです。
L感度帯域は、M域にオーバーラップ(重なり)し、(同様出力では意味がナイ)「L−M」(感度差出力から「分布傾斜を求めた」ものです。(第1図 赤点線)
(PCCS解析との比較)
等色関数図面(第1図)の下に、PCCS(解析)図を並べました。
PCCS図の色矢印は、スキャンデータ(RGBグラフ値)から見た(原色位置)になります。
(等色関数のLM値)
いまかりに、等色関数の(G.R)曲線を(L−M曲線)に置き換えた、としましょう。
* 青色の(B曲線)は、従来のように青色域になります(空色(470)より青側)。
* 青色の入力が無い時は、夜間なので 棹体センサーの感度を表示します
* LM線は(+)では、緑色に働きますが、(−)側は(マゼンタ色)で他の出力を消去する方向に働きます。