色のグラフ用紙 


  色のグラフ用紙     波長と色相環、色グラフ

 (グラフ用紙)
今日は皆さんに、波長(周波数)目盛りを記入した色並び用のグラフ用紙を作りました。 ←(少し余分のコピーを採れば、他用途にも役立つハズ)。
 グラフはご覧のとうり、下横軸の表示は波長目盛り(オクターブ並び)で、(上は周波数で表示)しています。 上辺と左端に(参考用に)色環(12目盛)を 並べました。

 (グラフ用紙への記入)
 これまでに多くの方が「色研究の成果」を発表されています。 しかしこれ等は(夫々が独自の手法で)、統一的に並べて比較・検討されることは無かったようです。
 今回私達は、色の並びが(波長分布でナク分布傾斜)で与えられる、コトを知りました。
 このことで、これまでヨク分からなかった「色と波長の関係」が、ハッキリとしてきました。 そこで、これから皆さんと一緒に「色(並び)と波長数」の対応関係を求めることにします。

 (ブリュッケ図)
 専門書にしかナク、一般には(隠されて)きたモノで、スペクトルの「色範囲が明るさによって変わる」←(単なる範囲変化でなく、緑や赤の色範囲が、暗くなると黄色の波長に移動する)、ということですが(固定三原色の色素論には不都合)だと(見えないフリ)を決め込んできました。
 この図面は、昨日の第1図ですが、明るさによる「色範囲の移動」が明瞭です。
 また黄色や空色が(スペクトルの色範囲を持たず)単独の色ではナク、日常に見る強い黄色は、隣接光(赤と緑)の合成光を示しています。

 (不変波長)
 赤と緑の中間バランスで生まれた黄色は、明るさでは波長は変わらず「不変波長」と呼ばれています。 図から読んだ値は(Y-575nm、 G-505、 B-475、)ぐらいです。

 (等色関数
 昨日の(第2図下)に掲載したものですが、青(S)と緑(M)の曲線は、従来の帯域感度と同様にで扱うことにします。
 (S感度)関数グラフによる(S感度の中央)ピークは445nm、ぐらいです。
 (M感度)関数グラフによる(M感度の中央)ピークは541nm、ぐらいです。
 (L感度)については(S型の反転があり)別途検討します

 (グラフの記入)
 上記の数値が、そのまま(青色域や緑色域の中心)でヨイのか?(検討を要しますが)記入することにしましょう。
 (グラフには、可視光範囲を(385〜770nm)と見て、色環を既に記入しています)
 波長目盛りの上方に色を置くと(一昨日の右図)のようになってきます。
 ←(さらに新しい色情報が入れば、本図に書き足して行くコトにしましょう)