センサー感度の負値 


  センサー感度の負値

 (現在の)色彩学では「色は三原色光の配分による・・」として、(波長分布の強度)を求めようとしています。 しかし、光の分布範囲は(可視光線範囲)より遥かに広く(分布傾斜)が観察出来るだけです。

 (Lセンサーの感度出力)
 いま、Lセンサーの感度の頂部が半円型だとして、感度レベルを(頂点に揃えて)赤色光から→青色光へ変化させると、(第1図 のように分布傾斜は、時計廻りに回転するように見えます) 感度出力は、上図のように、赤や橙の出力があるが、次第に下がって緑で(0)になり、青色光になって、逆の出力が 回復する ←(緑色の感度が消える)コトになります。

 (帯域の傾斜度)
 今日の(第2図)は(L.M.S)センサーの出力(感度)で、お馴染みの図面です。 下の図は、波長分布(傾斜)の回転の図ですが・・(プリント不調で画像が壊れました。 4.23日のモノです)。

 (L感度の詳細)
 (第3図は、「L感度の頂部」を拡大したものです ← (感度レベルが、指数表示なので指数グラフ表示に揃えています)
 Lセンサーの感度図に、左図をそのまま(基準を560nm傾斜度も同じ)描きました(570ぐらいの方が良かったが・・)

 (旧色彩での説明)
 旧色彩流に言えば、「赤色光から→緑→青色光へと、波長を動かしたところ、出力感度が次第に下がり、基準点(560nm)では出力(0)になり。 更に青色側で出力感度が出るので(これまでの波長変化に対して逆出力)と言うコトになります。

 (等色関数の説明)
 等色関数の解説では、「色彩に負値(−)が出るのは不自然だから・・云々」と慌てふためいた説明で(数学的詭弁を弄して)必死に隠蔽を図り・・ 結局(何の成果もナク)ウヤムヤです。
 (ダメねー)・・エライ先生方は「光の基本が。全く理解が出来てナイ?? 」らしいデス。 

 (等色関数の数値の利用)
 従来からの関数の説明は(筆者には、どうしても理解困難でしたが・・(ワカッタ顔をスルのは偽善者)、前項説明のように理解すると・・(凸型感度の中心が、帯域感度の中心やヌル点になるので・・)、有効なデータが得られます。
 ∴(多くの人々の協力で出された数値と思います、有難く使わせて頂きましょう・・)
 ←(青色感度域、空色の感度点、空気色の消去、感度帯域中心、、黄色の感度点、赤色域 など)