色の立体配置 


色の立体配置      波長色相環

 (システムデータの流れ)
 各センサーの感度は夫々別に(移動平均型の)感度データ、として集約されます。 元データは(頭脳)システムにより、色々の解析や処理が加えられ・・、最終的には色表示用のデータとなって、網膜 (元の位置)へ送り返されます。
 錐体センサーは、光りと色の(データ変換装置)なので、システムからのデータを実際の色(画像)として見せてくれるのでした。

 (直交三次元配置)
 *、Sセンサーは、地上と空間範囲や昼夜の別(星空表示)。
 *、Mセンサーは、光源光の消去や中間色の発生ニ関わり。
 *、Lセンサーは、赤外域への色範囲の拡張 を行っています。
 (LMS)3データの表示目的は(夫々が異なるので)3データを、直交3軸座標でプロットをすると、(三軸の交点付近に色データの集合が出来ます(第1図A)。

 (色の分布)
 各データの分布は、どれも元々凸形傾向ですが、とくにMセンサーでは、光源光の値(※)が集中して鋭いピーク(昼間の太陽光では、520nm付近)なります。、
 地上の人は、常に空気層を通してモノを見るので、光源光は(昼は草色・夕方は黄〜橙色)の色被りを見るコトになるので(コレを修正し乍ら)正しい色を求め(順応)ています。
 ※←(これがいわゆる地表面の空気の色で、分布傾斜が(0度、色温度5500°、草緑色)です
(軸値と色面)
 あるデータ値が,、1つの値を指定(例えばY=2)すると、一定の高さの平面になります。Yの値を変えると、この面の上下が変わります。 つまり3軸値の上下の範囲が指定されると、3面の移動範囲は決まり、一定範囲の立方体が指定されます。
 ← 色の極値を指定したとき、色の立方体の範囲(色空間)が決まります(第1図B)。
 このとき、6枚の「色面」があり、表面の色を表面色と呼んでいます

 (頂点と色軸)
 立方体には、8つの頂点があり、8つは夫々独特の色(原色)で、夫々は三つの色面(軸値)で構成されています。
 新しい「色の配置」に関しては、これまでにも説明をしています。(簡単なまとめをしようとは、思いますが、詳しくは、これまでの説明ページを参照・復習しておいて下さい
 * 色の配置  座標と色配置、座標位置と色名 座標変換
 * 色彩度   立体放射状の色の拡がり。 中心が無色
 * 混色    色の要素(色相・彩度・濃度) 8色感覚と色軸  色彩計算  etc