世界中が大マチガイ 


 (世界中が大マチガイ)
 「色の配置が、マルッキリ間違っている!!」と言ったのだから・・、 )大変な騒ぎに?・・)と思いきや・・殆ど「音なしの構え」です。
 「三原色の否定」や「全色配置の変更」など・・、「現色彩学の崩壊」を宣告し、「新色彩への改訂を」求める、内容なのですが・・、 皆な「吾れ関せず・・」なのでしょうカ(??)オドロキます。
 (色配置と思うのが、ドシロウト)
 どうも話が「オカシイナ?・・」と、ヨクヨク辺りを見廻すと・・、
 「球形や双円錐(ソロバン)型を色の配置」と思ったのが、筆者の早トチリで)、この(色の並び)は・・「色の整理法」や「色を表すしくみ」だそうです(??)。
 色の配置がイビツになるのを承知していたので、「色の原理や配置」の言葉を避けて(知らぬ顔)を決め込んだのです。
 同様に「色の属性」もオカシナ言葉でした。 色の(構成要素だとか原理だ)とかはどこにも書かれていません。「たまたま3つの性質があるが、これらは(色関関係)の分類に所属する」・・という(逃げ口上)が準備されているのデシタ。 ←「色の配置や原理」と勘違いした筆者が(アマちゃん←素人)だった、ようです。 ・・ マアそんなことは、どうでもヨイ ・・。 これほど大変なことが理解できナイ人が居る様子なので・・

 << 現行色配置の間違い >>
 「現行の色配置がどのように間違っているのか?・・」を分かり易くお話しましょう。
 (色環の成り立ち)
 もう一度、色の初めから見直して見ましょう ←(ドコから間違ったのか?、原因が有るハズです。 ←(先日来の図面を参照して下さい)
 *1、{ 太陽光のスペクトルが、三原色(光)に見える・・}との説明なので・・、
 (そのように見えた)ということで(OK)としましょう。
 *2、{可視光線範囲を3分割して、(赤・緑・青)の3色を原色と考えます。}
 *3、[赤と青の両端を結んで円形にすると・・] 
  ←(チョット待った!・・ ここを結ぶ積極的な理由が見当たりません。 (紫色)は、赤と青を結んで今回作った色で、モトから存在した色ではありません。
 ←(三原色や円環にギモンは残りますが(一応OKとして)話を進めましょう)
 *4、「三原色は(相互に混色可能なので)配分次第でいろんな色が作れます」とのことですが・・、
 ←(同一明度で混合可能)とします。(色の両端は、白・黒)なので「白や黒を含んだ話」では困ります)
 *5、「三原色の混合配分で全色が出来る? ので、コレを円環状に並べ・・」
 ← ?マークを付けたのは、旧色彩(三原色)では(全色の両端は、白と黒で)明度感覚が極めてアヤフヤです、ここでも(明度指定がされてイナイ)コトです。
 *6、「三原色の対抗位置(向い側)は、補色の三原色なので、六色に・・」
 ← ここでも「色の明度」が無視されています。 赤と緑の混合色は暗い黄色ですが、一般の黄色は、赤+緑の(加重混合した)明るい色です。
 (色の混合は中間色)
 ついに問題点が明瞭になりました。
 赤と緑の中間は「暗い黄色」で「般的な「黄色」とは違うのです。 ←(明度・白黒の無視が、ココに現れました)
 *、三原色を三方向に配置するので(原色の位置は正三角形)とします。
 *、二つの色を混合して中間色を造り、色の補間をするのだから、2色の混合中間値は、辺の中央に来るハズです。←(円弧の上に乗るのでなく)
 *、順次、中間値を求めて、三辺の補間を進めて行くと、正三角形の並びがハッキリします。
 「色が(扇を広げたように)円形に拡がる」は、単なる思い込みで・・、混合を重ねた中間色方式からは、辺の直線が作れますが(円形になる理由)がありません。
 ←(三原色なら、これを結ぶ色範囲(三角形)をはみ出す色は存在しない)のです
 三原色の色範囲を超えた六原色(明度が違っている)を(ムリヤリ)「円板状に並べたことが誤り」だったのです。
円板や球形の色配置は、存在しない(架空のオハナシ)だったのです。