光の波長分布 


  光の波長分布
 光の理解が(アヤフヤな人)が多いので、少し逆戻りをします。
 (光りに色は着いてイナイ)
 これまでの色彩学(三原色説)は、3種の「色光の強度の違いが色になる」と、説明してきました。
←だから誰もが、「どの波長が何色なのか?・・」と探したのですが・・、結局は「光りに色は着いて居なかったのです。(←実はニュートンが初めから言っていた)
 ←(波長と色が対応するようにも見えますが(実は違うので)囚われないで欲しいノデス。 ←(色の原因は別にアル・・と確信を持って探して欲しいのデス)

 (色温度
 第1図は、色温度に関する図面ですが、光り(熱擾乱光)の分布範囲は非常に広く、私達が見得る(可視光線範囲)からでは、低温度(赤色)の立上がり部分、 中間の(緑)水平少し山形部分、高温度(青色)で尻尾の部分など・・、分布傾斜の一部しか見えません。

 (非常に広い波長分布)
 旧色彩は、色光や色素がその場所にある・・と考えるので「波長分布」になりますが・・、 光りは、特定の波長だけが光るモノではありません。 雷が光ると思って下さい。
 雷が発生する電波の範囲は「桁外れに広く(無線の範囲では、全域→長波・中・短波・超短波・マイクロ〜?を超えて)上下とも限界がナイ」のです。
 光りは、発生場所の温度によって波長の強度分布が違っています(色温度で示す形、第2図Bなど))←(図は、数多くの光り子の、明るさの変化です)
 青色域を中心に光る雷や、赤外域で光る雷などがあり(どれも非常に広く光り)可視光線範囲だけが観察されるのです(広すぎてピークを指定デキナイが強度が波長で違っている)、

 (光の発光は一瞬)
 光りの分布と言うので、常時光るように思いますが、光りはホンの一瞬フラッシュのように光るのです。  一定レベルに見えるのは、光の発生源から一定のリズムで発光したので、平均して(定レベルに見えた)だけなのです。

 (旧色彩では、常時点灯の色電球が分布)
(旧色彩では、色電球が常時、数多く点灯して光るので色が見えるとしています)が
 新色彩では、(記者会見のフラッシュのように(多数なら連続した明かりのように見えますが)実は光ったときの一瞬しか見えてイナイのです。
 ←だから、光りに「ホントウの波長分布はナイ」のです。 従来とは、マルッキリ違うので・・、落ち着いて理解してネ)。
 新しい考えでは、光りの発生原因から(雷の光りのような光り方で)(常時点灯する光り)なんて全くナイのです。

(光りはフラッシュの集まり)
 *、外力で発光さされた光りは、どれも始めは(200nm)程度ですが、どれも次第に長波長に(→周波数は下がる)変化して行きます。
 *、温度の高い部分からの光りは、急激にレベルが上がり(すぐにパンクして)急激にレベルが下がります ←(ピーク位置波長は 〜青色域)。
 *、光源部の温度が低い所(でも5000度程度)からの光りは、可視光線域がピーク(範囲が広くほぼフラットな山形です)
 *、さらに低い温度(3千度など)では、次第にレベルが上がって行きます。
 *、以上のように書くので、ゆっくりに感じますが、この変化はまさに一瞬(フラッシュより早い)です。 光るとは考えナイで下さい(見えるのは、可視光範囲ダケです)

 (光り子)
 実際の光りは、小さな「光子」の集まりで、前項の話は、光子1コ1コの話です。
 光りのイメージのために、例え話をします。(第2図Bは、小さい粒(光り子」の明るさ変化・・、と思って下さい。
 * どの光り子も(555nm)辺りで(10レベル)の明るさとします。
 * だから(赤の光り子)は、始め(5レベル程度)ですが、赤外線域では(30レベル)にもなります。
 *(青色の光り子)は(13レベル程度まで上がりますが、後は下がり放なしデス。
 * どの光り子も、1秒が寿命で、消滅するとしましょう。
 * 次の光り子が、何秒後に飛び出すか? 分かりませんが・・1分(60秒)程度で掃引集計が行われることにします。
 ∴ だから、光の分布というのは、一定の帯域幅の中を、どのような明るさの光り子が、何コ通ったのか? ・・明るさの積算で、光り子は何処にも留まってはイナイのです。