波長分布について 


  (波長分布について)
 「どの色の光も(全域分布で)、分布傾斜を見ている・・」が理解出来ない人が多いようです。
 (旧三原色を放棄して下さい)
 旧三原色は、色の原因は(色素)で、←(この配分比率で色が決まる・・)としています。この 三原色の説明が、皆なの身に染み付いているのでしょうが、これが間違いの始まりなので・・、この「色素論を脱却」しないと、新しい世界は見えて来ないようですネ・・)
 (三原色(色光)はナイ・・、センサー感度が色を作り出した・・、減法混色はデタラメ・・新しい色の配置・・など、従来とは全く違う「新しい世界」をお見せしてきました。これらを、納得がイクまで読み直して下さい。←(三原色は永年の染み付きなので、ナカナカ取れない)
 ダマサレタ!・・と思っても結構デス・・、まず(旧三原色論を放棄して下さい)←いつまでも縛られて(眠っていては)話が始まりません。
 (光の発生)
 詳しくすると(益々混乱するから・・)、例え話ですが・・、要点を旨く掴んで下さいネ
 *、物質に外部から強力な力(が加えられる)と、電子がこれまでの枠を飛び出し、より高い軌道の周回を始めます(周回を公転とすると、電子自身は、コマのように自転(光の周波数)をしています)。
*、電子は、軌道を旋回しながら発光しますが、次第に力を失って失速してきます(自転が遅くなり周波数が下がります)。 ←自転の初速(周波数)は、光源の色温度で決まります。
 *、連続の発光ではナク(公転周期が自転の整数倍)のときに光ります。←例えば
(500,552,554,556.558‥花火か縄のれんのように(緑〜黄色〜赤~茜→)とパラパラと(対応色)を変えながら光ります)
 (光の分布)
 このように、光の素子は(色が変わりながらパラパラと光って赤色側で消えて終わるので、これだけでは「帯域分布」は分かりません・・。
 光源からは、広い範囲の光が出ています。各光のピーク位置の1点で、その光を代表させること
にします。(色温度の分布曲線に見合う数の光素子光源から出ている)
 帯域別に、一定時間内の光りの通過回数を集めると、光の分布量と見ることができます。
 (光のレベル)
 旧来の三原色色彩では、光について強度やレベルと言った感覚は無く、「原色を混ぜて行くと色相環ができる・・」と言うだけのモノで、白黒や明暗・彩度なども間違いで・・全クお話になりません。
 新色彩では、光源の(色温度)←(=光の波長分布傾斜)と光のレベル、センサーの波長感度との三者の組合わせで、色が決まってくること・・などから、
 光については、波長(周波数、強度レベル、明暗、色彩度、帯域幅 →色の純度・・などの関係を明らかにしています。
 以上、光物理を正しく身につけて下さいね(おかしな旧色彩論ににダマされないように・・)
 (図年)
(1)電磁波、これまでは粒のように塊って飛んでくる、と言ってきましたが、今回は光源から波として伝わるモノとしています。
(1下)は 水素原子の輝線スペクトルの話
(2)電子の集荷周回軌道で、エネルギー(軌道)の段差、定在波が乗ると光る
(3)センサ−の波長感度と、光の分布傾斜。スペクトル分布
(4)色彩にも周期性(オクターブ律)がある