光の分布帯域 


 光の分布帯域
 (減法混色の誤り)
  コレについて、筆者は十数年も前から・・、「三色円板で示される図柄(色変化)は、「色フィルター」の説明だ・・、と言ってきました。 一般書籍の図柄は「四角いセロハン模様」に変更になりましたが、説明は従来のまま・・放ったらかしのママです。
 減法混色効果・・は、理論的にも誤りでした・・、再現実験は成功しません。
 「CMYK」は、印刷業界だけでの約束ごとで、一般技術や学問ではありません。
 インターネットなどで未だに「減法混色」を掲げる人がいますが・・(マトモなメーカの掲示は無くなったが)・・
 *、「他人の、間違いレポートの受け売りは、お止めなさい・・←(誤りを承知で(初心者や子供を騙す)なら・・モハヤ犯罪です) *、アナタの手で「実際にやった実験結果」を、レポートして下さい。
 (図面の説明)
 (左上) 物体の表面の(反射)色と透過光の説明ですが・・、
 *。 物体の表面色は、一旦物体の表面に入って、(表層での透過作用)を受けて変質して表に出てきたモノで(表面散乱光)が正しいのです。
 *、従って、透過光は、物体の後面と限らず、(前例のように)入射面へ出るものもあります。
 (左下)一般書での三原色説明ですが・・、色フィルター(セロハン)および色電球をを連想させようとしています。 図面周辺の添え数字が、色変化を示す積りですが、この計算は合いません。
 (中左)マンセル?の、帯域分割三原色(理想型)ですが・・。 実際の光帯域は、非常に広く(中下)全帯域で分布傾斜が見られるだけ(中右)で・・、およそ分割帯域とは言えません。
 ∴ ← どんな光も、可視光線範囲より遥かに広く(帯域分割ではナイ)ので・・、帯域(色別)フィルターの説明は、全て誤りなのです。
 (光源の色温度と帯域分布)
 熱擾乱による電磁輻射の帯域分布について、(1月16日の説明を参照)して下さい。
 まず、三原色の帯域や本件など・・、「光の分布帯域」は、(光が一定の帯域に分布している・・)と思うのが・・間違イのモトなのです。
 光は、物質の中の電子が、外界から強力な励振(電磁力や熱運動力などのドライブ)によって、本来の軌道を外れて旋回します。 始めは高い周波数(短波長)ですが、次第に力を失い低い周波数へと変化(下がって)きます(※)。
 電磁波の伝播速度は、30万キロと非常に高速で、太陽で光が発生しても地球に到着して、空気や物に触れて減衰し(波長分布では、青色側から順次消失して、赤色光になり、熱になって吸収されるまで・・ほんの一瞬の出来ごとです。
 ※ 空中に投げたボールは、巣速度と方向で、進路や到達位置は決まります。電磁波も発生時に狙ったピーク波長への傾斜や減衰傾斜は決まっているのです)
 (光は、帯域分布で止まっていない)
 光が一定の波長域に留まって分布している・・ということはナイのです。 私達は、この波長変化の様子を見ているのです。
 この光の変化の様子は、光源の条件(色温度なとピーク波長)決まっています。(可視光線の範囲では(右上がり・水平・右下がり)の分布傾斜にしか見えナイのです。
 だから、光の波長分布は、発光光源の温度を示すもので、光の素子(波動)が通過して消滅するときの影を見ているダケなのです。
(稲妻の光が、青から赤へ色が変わりながらパラパラと光って行きます。このとき青色光は、赤に変化して弱りますが、近くの灯火や電球などでは、元々青色光が少なく赤色光の方が強いのです。、
 光の強さは、その場(帯域)に光があるのではナク、・・光素子の発生頻度の多少になります。
 (話が長くヤヤコシクなりました。落ち着いて考えて・・ネ(早トチリをしないように)
  カラーフイルタの話は、明日に廻します。