色の配置、無色が基点 


 色の配置(無色が基点)
(立体の色配置)
 色の配置は、(四軸8色の立方体)になり、8つの頂点が原色で、原色が立体内部で相互に混色して・・、色は(無色の中心)から表面に向かって立体放射状に拡がっているのです。
 8つの原色頂点、6つの色面は正方形で四隅の色が相互に混じり合っています。 表面と中心を結んだ線の色並びを見ると、中心は無色で →表面に向かって次第に色が付いた(色彩度)ように見えます。
 (色環と補色)
 上の話で(中心は無色・色彩度云々・・辺りから??)理解出来ない人が多いようです。
 まづはじめに、補色について・・、 三原色(赤・緑・青)の2色を混合して中間の色を作り{赤・黄・緑・空・青・紫・(赤)}と円環状の色並びが出来ます。 ←(隣接色同志をさらに補間をを続けると連続した色環が出来ます)
 円環の向こう側の位置は(反対の性質の色(補色)で、両者を混合すると色が無くなります。 立方体の中心は、全ての補色の組の中心、を纏めたもので(無色)です。
 (色の明るさ)
 明るい・暗い、は人の感覚で、光の強弱と常に連動しているのではありません。←(早い話、赤外線や紫外線は、光が届いていても(色や明るさ)を感じナイ(無色)です)。
 「色の明るさ」は、これまで無視されていましたがが・・、色は中間程度の明るさで見える(明る過ぎると(白く)なり、光が弱いと暗く(黒く)感じ、中間程度では(灰色)なのです。
 ← 立体中心の色は、見た目には灰色ですが、全色の混合(白〜灰色〜黒)で、光の強度が中間程度・・ということです。
 (光源色の打消し)
 私達地表の生物は、太陽光で生活していますが・・、光が、地表面に到達するとき(空の空気の)散乱・吸収を受けて(青色域は弱く、緑色域が優勢になります)
 この光源でモノを見ると、景色の全てが(緑色被り)状態になります ←(等色関数の、色感度)。
 私達の(視覚システム)には、この光源色による色の偏りを(打消す)機能があり、空気の緑色は
(無色透明)で向こうの景色が見えるのです。
 ←(昼間は、空気の緑色、夕方などは夕陽の色を打ち消し「色順応」と呼ばれます。
 ∴ 全色光のレベルの中間が、色の基点になるように、センサー感度を調節して、光源光の色を消し(無色透明として)色の世界を展開しています・・ ←(この自然の巧妙さ、をジックリと鑑賞して下さい。