昼の目と夜の目 


 昼の目と夜の目 
 (昼の目と夜の目)
 人の目は、豊富な光で色を見分ける昼間用の目と、月や暗い星明りで明暗を見分ける夜間用の目とがあるようです。
 人の目も、太陽光のレベルピーク(緑域)が中心ですが、*、長波長側(赤〜赤外域)のL感度は(夕陽や灯火、赤外は負う物の気配)で、 *、短波長側(青色域)は、太陽の有無を示すので・・昼夜の切替え(スイッチ)として働くようです。
 (目の動作順序)
 人がは眠るとき(安全のため)目を閉じていますが、目を醒ますとき、少しずつ瞳を開いて光の導入量を増やして行きます。 ← 次第に感度を上げて、より低いレベルの光を受け入れる)
 *、網膜に光が入り、各センサーは、受け持ち範囲の光が来ると。夫々(感光)反応して(光情報)を蓄えます。
 *、システムは、一定の周期で各画素の情報を収集(掃引)します(棹体は数が多いので、画素範囲の一部を収集)残りは次回に収集・・蓄積され高感度になる)
 *、棹体センサーは、感度が高いので(夜なら星空ですが)、昼間は錐体の色感度で(背景になり)見えません。
 *、錐体では(Sセンサー)の感度が高いので、レベルの高い光はS(青色)感度としてキャッチされ表示されます(つまり、明るい星から順に、青色(夜空)になって消えます。
 *、光の強さが、LMセンサーレベルに掛かると(赤や緑)などの色・形が見え出します。
 *、三色全部が見えて、散乱すると辺りは白く明るく(空が空色)に見えます。
 *、さらに太陽光が強いと(空は青く)見えます。
 ← 色の比較や混色は、三色がハッキリ見えるレベル弟子話です。
 (混色の適否)
 旧色色彩では、全ての色は、三原色の混合で作られる・・としていました、が・・(色の三原色を押し込んだので(色並びや混色ルール)をはじめ、三原色説全体が・・コケてしまいました。
 新色彩では、人の視覚(自然)が、立体放射状の色概念を、4軸8色の立方体配置で実現したコトを突き止めました。
 * そして、立体頂点の8つの原色、中間色の(混色ルール)も明らかになりました。
 * その他、4つの色軸(階調)があること、中心が全色混合(無色で)、放射状の彩度など・・など、この立体から、新し知見やルールが、多く生み出されます。

 (混色パレット)
 立方体の8頂点の原色は、立体内部に一様に染み出したように拡がり、相互に混色し合っています。 表面は、六つの正方面で、四隅の原色が相互に混じり合った形になっています。
 混色をする場合、この四色同志の増減なら(面内を移動)で濁りませんが・・、他の色を混ぜると色が濁ります。
 ∴ ← 筆者は、以前から(経験的に)コレに気付き、この6面の色組を、(丸秘)の混色ルール(ミラクルパレット)と呼んでいました。
 ← (旧三原色では、(二色の混合は良いが、三色は濁る)が原則だったが、四色で濁らない例がアリ、混色ルールは全く不明でした。)
 (等彩度面)
 色立方体は全色の混合なので、周辺の(色)彩度が高く中心は(彩度ナシ)です。つまりこの立方体は、同心の等彩度立方体の積層でした。
 だから、正方形の面の色は等彩度で、他の色を入れると彩度が変わるのです。色が濁るのは、他の色の混入で、彩度が下がるコトだったのです。
 ∴ 人は色を見るとき、色相だけでなく、色彩度(照明した光源の種類や遠近の区別)の違いを併せて観察しているようです。

 (図面の説明)
(1)図は、四隅の色が混合ですが、色軸の高さ(色階調)に従った分布に注目して下さい。
(2)表面の正方形の3面が原色頂点を構成し、色軸が斜めになるコトを理解して下さい。
(3)色立方体には、4種の色軸(面の切出し方)があり、各色階調は高さで示されます。