八色感覚
八色感覚 色立体、八色感覚
子供の頃から「色は三原色」と教えられ、みんなの(常識)のように思っています・・、人の視覚の第一は、やはり生命維持(危険回避・食糧確保)のため近辺の事象把握が基本で・・、色による(詳細な識別)や(情緒活動)などは、補助的な感覚だろう・・と思うのです。
(明暗感覚)
「月がトッテモ青いから・・」、夜の(星や月)は(棹体センサーの働き(明暗)で、(昼間の錐体による(白黒)とは少し色感も違い・・ます。
うす目を開けて(左上図)を見て下さい。 色がハッキリせず(黒い虫の塊り)のように見えます。
光が弱く暗い所では色感覚は、働らかナイのです。明暗感覚は、昼間も働き、色より先の動作のようです。
(色感覚)
色空間には8つの極点(※1)があり、原色とします。 人の目は、色が混じった図柄や景色を見たとき、一瞬に「8つの色を探し判断する(※2)」ようです。
明るく光が豊富で期間的にも余裕があれば、更に詳しく(色階調を)調べます。
※1、 周りの値より(高いとか低いとか)特異な値を示す点(南極・北極など)
※2、 スペクトル分析三色光ですが虹などの色模様は{七色(白黒で9色)に見ています}
(ローカルカラー)
*、(第2列下図)のように、色立方体を「田の字型に」8つに切り分けると。 夫々は原色頂点を含み、周辺の3面は、原色に近い色が集まっています。
(右の8図面)は、このローカルカラーを、色頂点の上方から眺めたものです。
*、頂点の周辺は、六色が取り巻いたように見えましたが・・、詳しく見ると 隣の頂点(三色)が混入してきており。原色が自体が三色の合成になっています。
∴ つまり、第1印象では(8原色)を感じ、更に詳しく求める時でも(隣接の三色との混合を加えて)計(32色)程度を思われます
(グラフ座標と色)
色の位置は(3データの値)で決まるので、実際には(第1図のように中心付近に集中する)と思われ・・ます。
←(画素面積の範囲、センサー帯域、掃引時間内のデータ集積なので、極端な値は出ない) 立方体の表面や頂点(の色はムシロ稀で)、これはデータ範囲}と考えましょう。
従って、原色も、実際の色ではなく理論値〔読み取りデータの最高と最低}の値です。
この原色のデータ値(色の要素)を細分して全ての位置に割り振った・・と考えたのが「色の立方体」なのです。
(色の判定)
色は(画素範囲内のセンサーデータのり値から求められる)としましたが・・、
実際には、前に述べたように、光が弱く暗いときや急ぐときは簡易な判定画優先するようです。
この他にも大気や光源の色バランスなど影響する・・、全体の色範囲も影響するし・・、 其の外、色に影響する心理的要因は多いようですが・・ ←(これら、物理的には追いきれない分野が、まだまだ多く(色彩心理)の範囲に入れられています