光りの働き 


 光りの働き   物理光りの感度
 (光りエネルギー)
 昨日、光りについて、(光圧)*(光流)=光量(←光りエネルギー)を提起しました。
 これまで、光がする仕事(量)を、光りの強さ(レベル)としてきましたが・・、光りも電磁波なので、 電気の場合の、(電力)= (電圧*電流)と同様にしたものです。
 ∴ 光り工学や原理説明の詳細は(ここでは省略し、必要な要点の説明ノミです)
 (光りの波長分布)
 三原色説では、波長の異なる3種類の光りの混合比率で・・と、光りの波を物(量)のように考えました、が(存在しませんでした)。
 何んらかの原因で波が発生し、他所へ広がり、何等らかの作用をして、消滅するモノです。
 (熱擾乱による放射)
 上は、物体が熱せられると(色温度)に応じた電磁放射を行うので、その時の波長と放射レベルを示したものです。
 ココで注目して欲しいのは、高温度他の放射は低温放射を含んでいる(つまり熱源が高温になるほど、新しい光り分布を継ぎ足したように見えるコトです)
 (※ ボールを緩く投げると低い弾道ですが、強く投げると高く遠くへ届きます)
 (色温度とピークレベル・周波数)
 光源の色温度が高いとき、ピークの周波数も高くレベルも高くなっています。
 色温度に応じて出た光も、障害物や吸収層があると(高周波数域)から徐々に削られて、長波長光(赤色光)に変わり・・最終的には熱になり、物に吸収されて消滅します。
 以上(順を追いましたが・・)光りが発生して→消滅まで、ホンの一瞬の出来事です。
 (光り分布の傾斜)
 光りの分布と言っても、減衰しながら周波数が下がる(光りの一瞬)を見ただけで、同じような光りの粒が次々に送り出されるので、常に光りがあるように見えるだけです。
 だから「或る色温度の分布曲線は、その光りの経過を見せてているのです。
 ←特に可視光線域は、狭いので、分布の傾斜からピークの位置、さらに色温度を推定するのです。
 (L−M 曲線はピーク位置の遠さ)
 (Sセンサー)および(Mセンサー)の出力は、その範囲の感度出力と見てヨイのですが・・Lセンサーの範囲は、Mセンサーの範囲と、更に少し広い感度域になっています。
 ここで、(L.M)域の感度差から分布傾斜を求めることが出来ます。
 実際には、Sを昼夜・明暗のスイッチ。Mを緑感度・平均して空気色の消去。L感度を積がいい気へのピークの離れ加減。と三者の目的をそれぞれ別にして三次元直交軸に配置しました。