三つのセンサー感度 


三つのセンサー感度
「センサー感度と色温度」について、漸く必要データが集まりました
(色とRGBデータ)
 一般書籍(複数)の(PCCS色環-24色)のRGBデータを、スキャナで集めました (印刷のクセは有るが・・ 、ヤブブニラミ)。
  ここでは、 *1、(R)と(B)のデータがシーソーのように(逆動作)になっていること。
 *2、交代する位置が緑域の中心で、センサー感度の設定点であること。
 *3、Gデータの値が不自然です(緑より黄色が強い)。
 (波長目盛り)
 スペクトル項の色並びと、波長目盛りを入れましたが・・(上の図)には不正確です。
 *黄色が目立ちますが、上グラフの(R・G)ピークに一致します。。
 (センサーと色温度
 色温度によって、分布傾斜が回転する様子と、(L・M)センサー感度位置 (正確には各感度の中心線)
 (等色関数の曲線)
 一般にヨク示される図です、(赤データに負値が出ると・・、変換・抹消される前の図です)
 上の各グラフと、波長関係の対応は、ほぼ完璧です ←(センサー図とは同じモノらしい)

 (三センサーの動作)
  (1) Sセンサーの感度  
 Sセンサーは感度が高く (動作レベルは低い)ため感度出力は小さい(センサー総数が少ない)と思われます。 
S感度にも、(−M)←空気の色の差引があるとすると、(500nmのグラフの交点として)赤色域と反対の動作になります
  (2) Mセンサーの感度
 人の目は、太陽光の分布のピークに(Mセンサーの感度域)を合わせて、創られています。 
 物体からの光 (色)は、やはり光源光(地表では緑色)の分布が多くなります。 ←(Mセンサーの入力を長時間、集め平均化すると、光源の色(空気の色)を表します。
 (L・S)センサーは常に目前の空気層を通してモノを見ているので、(M)を差し引いて(空気の色を補正するのです。
  (3) Lセンサーの感度
 Lセンサーの動作は、青色域は(L−M)で出力はありません。(500〜600nm)にかけて、(L-M)の出力が、(赤色光)の(R)感度になります。

 (全センサーの動作)
   以上、、 第1図(色環ですが)の(R・G・B)データは、(3センサーの感度出力)で作られる・・ と思われます。
 なお色によって、三出力の値は夫々異なりますが、色は三数値の配分で決まり、また3数値の和が (色の明暗)のようです。 ← (白黒は、立方体の色軸関係で決まる)