センサーの感度
センサーの感度
(対数圧縮のセンサー感度)
今日の図面は、一般に、センサー感度図として知られるものですが、比視感度(出力)の表示です、 ← (Ykセンサー感度は,これをベースに、グラフの上下を反転したものです。 グラフの波長表示は、円環の表示に対応するように(周期律用表示)にしています。
(対数圧縮の解除)
この感度図)は、レベル表示が(対数圧縮されている)ので、これを一般の数値レベルの表示に戻します。 そのため、図面に数値目盛りのラインを入れました。
赤の基準線を、出力(1 ボルト)とすると、上の赤線は(10ボルト)、下の赤線は(0.1ボルト)になります。
←(目盛数値用に色コードを宛てています、1〜10→ 茶・赤・橙・黄・緑・空・青・紫・灰・白)
*1、(Sセンサー感度(Sb)、 ピークの出力は、グラフ頂点(15ボルト)です。
(400nm)の読み取り値は (2v)です。 (500nm)で(3−v)ぐらいですネ。
、中段の図面に、この値をプロットします (空色のグラフ)。
*2、(Mセンサー)感度(Sg) も同様に、横のカラー数値目盛りを読み取って下さい。
この値を、緑色グラフで示しました。
*3、 (L−M)(Sr-Sg)の値を求めて、プロットしたのが下の(橙色のグラフになりました。
∴ この中段の図面が、感度曲線が示す、出力値です。
← この(グラフ) 貴方は、何処かで、見覚えはナイでしょうか?・・ 、 ←(筆者は(グラフを描きながら 気になって仕方がなった・・ )。
(等色関数)
そうです、色彩の最高権威とされる「(C I E )が発表する「等色関数」です。 ← (正体不明の色に数学処理、がオカシイ・・ )ので、いつもは敬遠ですが・・
いま仮に r(λ)とg(λ)を足して見ましょう、・・ 。 ← 負値は消えて、(500nm)辺りから徐々に盛り上がる形になります。 ← (この形が、中段の(橙色)の図形と良く似ているし・・ 、三つの波長も揃っている・・ )ように、思うのですが?。