プリンタの性能 


プリンタの性能
 夜討ち朝駆けどころか、筆者の胎内時計は(完全に昼夜反転)カレンダー日時が狂い放なし・・です(ゴメンね!)

 1015 プリンタの性能
 本講座は(色のお話)なので(カラーの図面も多く)正しい色でお届けしたいのですが・・ 、編集や僅かの色操作で、(色が崩れ)汚くなるので閉口しています。
 図面の色操作は、(音楽の録音・再生と同様・・ )に、「プリントとスキャン」を繰り返すと、途端に色が悪くなるので、 その程度を、「スキャンデータ」で 調べて見ました。
 使用機材(プリンタやスキャナ)は、古いものですが、日常的に使用しているモノです。
 ←(このプリンタは、(発売当時は最高品質.価格?を誇ったモノ?で (新種のインク)が売りで(写真家画質)と言ったが(色よりも白黒の評判が良かった)
 (入力データをスキャン)
 入力用のデータに、(R・G・B 0〜255)データを(階段状に変化させた)モノを作って(印刷)し、その(プリント出力)を、今回の 「スキャンデータ法」 で調べることにしました。  
 (プリントと色データ)
 プリント結果と、色のデータを、(左図)に示しました。
 *1(白〜黒)(左上)  白・黒の両端は(目では飽和域)、データ値が少し変化しても、目では分からないようです。
  3つのデータの値は、良く揃っていて、データ値の下降も、直線的な下がり方です。
  (右端の小さい変動は不要なデータで、機器の設定・調整不良と思われます)
 *2、他の色の入力は(0〜255)で(X型)ですが、出力はどれも、かなり乱れています。
 * データ 値が大きく伸びたのは、(黄色←右下図)だけで、他は色がクスンでます。
 * 入力の(シアン)色は、輝くような色でしたが、プリントは暗くて冴えません。 
 *3、全体的な感じとして、(Rデータ)が赤色に、Bデータ)が青色に対応する(レベルがやや低いが・・ )と見てヨイようです。
 *4、(Gデータ)は、(R+Gで黄色)(R+Bで空色)でヨイのですが・・、六色レベル(CMY)で見ると、緑域では(0付近)で、マゼンタ側の出力・・になり、やはり(データとして要検討です)
 *2(Rデータ、赤色) 2種類のインク(赤・マゼンタ)のためか、データ値が不安定です。
  空色は(G・B)の値の上昇が少ないですが、(Rの反転値が?です)
 (プリンタテスト)
 これまで、色の表現に(決まりがナイ)こともあって、写真プリントなどで、写真家の感想・評価が紹介されるだけで、色や画質に関する機器の試験成績(入出力特性など・・)の発表は、全くありませんでした。 色の出力を「データ値」として読めることは、大きな収穫です。
 (今日のデータ値には、些かガッカリですが・・ (おそらく、他のプリンタでは、これより悪いと思う)。
 なお、緑色と(Gデータ)の対応については、人のセンサー感度との比較・検討が更に必要です。