太陽光の色光環
(太陽光の色光環)
太陽光の (波長と色) の対応については、これまでにも調べましたが・・
(単一色の対応)より、三原色の(帯域性)が顕著である、明暗によって帯域幅が異なる・・ などがありました。
一応の対応の 「数値・図表」 も作りましたが・・ 、当時、色の循環性(ドレミファ音階のような)を考え、太陽光の波長と色の関係を(色光環)で表したものです。
← 当時は、三原色を基本とした、三(6)原色の色光環が、正しいとされていたので、 太陽光の 「実際の色配置」 は違っていることを、見せようとしたものです。
(正確なスペクトル図は皆無)
スキャナのデータの読み取りで、(R・G・B)データ分析が出来ることになったので、早速に、「太陽光色環」を調べてみました。
←(どの書籍にも、スペクトルの色表示はありますが、波長は(500、600があるだけ)不明です。 どれも手書きの画面で(本物は暗線が入る)写真で正確なものは、求める方がムリだったようです)←(図解雑学の色データを借用・追加しました)
(太陽光のRGBデータ)
波長データに対応した「太陽光の色環」を作っていたので、これでグラフを描きました。 (横軸が波長、縦がRGB値です)
本図は色の回り方が(昨日とは逆)になっています、右側(長波長)から左へ向かって説明します(図面を左右反転して見て下さい)
* 長波長側から、 (700nm)辺りまでいわゆる赤色側)、Rデータがハイレベルのまま続きます。 G・Bデータ値は小さく(、(マゼンタ・イエロー)データになっています。
* (700〜600)、Rは高い値のままですが、Gデータが(−から+へ)大きく値を変えて行きます。(600黄色)と、500空色)にピークが見えます が、印刷技法(明るい色はインクが薄く光量が多い)によるものです。
* (600黄色〜緑〜460空色)まで、R・Gデータはほぼ同じ形で減少してます。
* 長波長域(赤)から〜(540緑)まで見えなかった(反転イエロー域だった)青色が(500)をピークに見えだします。
(センサー感度との対応)
今日の結果は、(黄色・空色のピーク)を除くと、昨日のPCCSとほぼ同様の結果になりました。 (センサー感度による と考えると当然ですが・・ )
三原色動作でなく、(L−M型)の感度であることを再認識する次第です。