カラー画像の構成 


 カラー画像の構成     六色カラー

 此れまでの、色彩(感覚や学)では、物体の表面の三原色の(色素)が、太陽光などを受けて、色光成分をを反射するので、色を感じる・・ ということで、 (色材料や色光)など物質的な色の配分が基本になっていました。
 (色の判定システム)
 「新しい色彩学」では、 人の視覚(目)は、レンズを通して光りを集め (光りの強度と波長成分)を観察・分析し、結果を 「色」 で報告するものなので、・・ 、色は、人の感覚で(光に対する反応)の種類です)、
 光源光の(波長の分布傾斜) は緩やかで、色別の形でなく(域内の傾斜が違う)程度です。
 物体表面が返した 「光」 が、夫々の色になり、之をセンサーが測定しますが・・ (同じ色でも、周辺の色で違うので) 最終的な色の判定 は、(視覚システム)が行います。
 (散乱光を見る)
 私達がモノを見るとき、物体の表面が、他光に照らされて返した光(散乱光)を見ています(※)。
 直接光や鏡面反射は、特定の位置(方向)に光を返すだけで、他の場所では、光のの存在も分かりません。 (直接光を、ムリに見るのは危険!です)、普通は 眩しくて 見えないようになっています。
 ← (テレビ、ディスプレイ)なども、色フィルタを通った光で、「色発光の説明」は、誤りです。
 ← (灯火や電光などでも、温度発光の弱い光部分が見える(芯の光は白く眩しい)のです。
 (画像の構成)
 私達の目は、外からの光をレンズを通して、網膜で受け止めます。 網膜の視野範囲は(100万個程度)に分割された画素単位で(光の色や明るさ)が測定されます。
 1画素の中には、(棹体120個程度のグループと、数個の錐体センサーがあり、一定の時間に溜まったデータが集められ、解析・処理を行った後に、再び(カラー画像)に組立て出力されます。 このデータ集め(掃引)は(秒30〜数十回)程度で繰り返されます。
 (混色)
 遠くの景色では(個々の物や形は小さくなり)一定範囲内を纏めて色を測定します(並置混色)。
 また各画素は、一定時間データを貯めるので、短い時間差のデータは、同一色として(継時混色)されるのです。
 (移動平均で+−のデータに)
 錐体センサー(L・M・S)のデータは、夫々別に(移動平均と偏差データ)の形で集められます。  データ範囲は(最高値から6Lv範囲(+3〜0〜−3)で集められ、3枚の画像と(レベル頻度)のグラフが作られます。
 3つの移動平均値は、棹体レベルで置換えられて(色の消去・順応)に使われます。

 (3データの直交座標配置)
 規定のデータ処理を受け、画像用に出力された(3データ)は、掃引順序に従って、夫々元の座標位置に配置されるので、カラー画像が再現されるのです。