色の同定 


  色の同定 
 (色の同定)
 色は、人の感覚だから、「 キレイだ! ・・ 、あの色が欲しい・・ 」 などと思っても、色に代わるモノを示さなければ・・ 、他人に(色を伝える)ことは出来ません。
 色を表すために、昔から動植物の名前や自然現象などが「色名」として使用されてきましたが・・ 詳しくするためには、「色票」などを使った「精密な比較」が行われます。
 (三原色・色の3属性)
 色の比較・整理のために、色票を環状に並べる方式(マンセル・オストワルトが有名、日本ではPCCSが標準)ですが、(理学的に正しい表示法)は、これまで皆無だった(8.19)のです。
 (RGBのデータ方式)
 RGBデータは、黒を基点(0.0.0)に、直角3方向(R・G・B)にベクトル方向を採り、その先端が(色の大きさと方向を表す)と言う物です。 従って色の方向は、1象限(1/8方向)に限られ、色の大きさが揃わない、負値がナイため補色が全く表示できない・・ 色表示と色が一致しない、など・・ 使い勝手が悪く、実際の利用は、工業用のデータ表示に限られていました。
 (色立方体のデータ変換)
 「色は立体放射状に拡がる」、ことトを受けて・・、  私達はこれまで、RGB色立体を外から眺めていましたが・・ 、立体の中に入り、中心位置から(天空を眺めるように)周辺の色を観察することにしました。
 これによって色は、中心から外へ立体放射状に拡がり、「色彩度」という感覚が産まれ、色が八つの極性(原色)を持つこと、人の色感覚がこの四軸の色階調に従うこと・・などを発見しました。
 この色立体を、 座標的に(正しく定位)させるために、座標基点を立方体の中心に移動させました。
 (四軸八色の色立方体)
 私達の作り上げた、新しい色立方体は、(立方体の8頂点が原色で、4つの色軸が斜めに立体の中央を貫く)もので、全ての色種を(系統立って正確に)表現できる方式で、(世界で始めて)のものです。
 先にも述べたように・・ 従来の(RGBデータを図式化した)ものと、(外形的な色配置)は、同じになりますが・・ 、座標基点の移動によって、そのデータ的な内容は、全く違ったものになります。
 * 全角度方向への色放射(色相)、 * 8の色極性(原色) * 四軸の色明度階調、 * 補色関係の表示、 * 色彩度感覚、* 無色と透明  * 明暗と白黒混同の解消、・・などから、
 (色彩関係の応用) 
  *人の色感覚の解明、 * 完全な混色(規則)法 * 精密な色の同定(法) * 正しい色光りの合成法 ・ ・ 、これから先色々の可能性があり 数へ上げればキリがありません。
 (筆者は、色使いはシロウトですし、年ですからコレから先は、皆さんにお願いします、・・