色の利用 


 色の利用

 これまで、絶対的と思われた 「三原色(帯域分割型・同時並列動作)]が崩れ・・ 、「円板コマ型の色配置(立体6色色相環)や色の三属性(色相・明度・彩度)・・」 が(全て間違っている) ことが明らかになりました。
 そこで、私達は新しい色を考え・・ (実態感覚に合った)基本的な色の配置を創り上げるコトが出来ました。
 系統的な色の構造や配置は、これまで詳しく述べてきたので・・ 、これからは「実際の色の使い方」を見て行く事にしましょう (筆者は素人・・ 工学的な説命に行きそうですが?・・
 (色空間と色立体)
 新しい色空間では、色は立体放射状(球形)に拡がるとしているのに「色の立法体?・・」 と訝る人が出そうですが・・ 
 色の数は?・・ (赤・橙・黄・緑・青・蘭・紫 ・・ )、さらに(白〜黒)や中間の色・・ 数え上げればキリがありません。 
 そこで,自然は、光りの状況を(数少ないセンサーで) キャッチして、色彩システム(頭脳)で解析を加え、数多くの色で表現する・・ と言うsy段を選びました。
 そこで人の視覚 (目)では、明暗用の(棹体)・色彩関係に(3種の錐体)センサーが準備されました。
 (色の立方体構造)
 錐体センサーは、長さから(L・M・S)の3種類で、これらの出力が相互に働き(赤・緑・青)の感覚を作り出す・・ と考えられています。
 この三種類の色感覚の働きを、模式的に表したにしたなが 「色の立方体」 で・ ・ 、このような構造物が実際にあるかどうか・・ は分っていません。
 (明暗が色の基本)
 視覚の基本は、光りの有無(つまり明暗)で・・ 、全ての生物は光りの確保を目指して視覚を発達させてきました。
 従って、人や高等な動物達が持つ色彩感覚は、副次的で(贅沢な者であることを理解して置きましょう。
 視覚の基本は(明暗)です。 「色は光りがあってこそ・・ 」の話です。「 光りの有無(明暗)を抜いた色の話はナイ・・ 」 と思って下さい。
 (人の色感度)
 人の色感度については、これまでにもセンサー感度図(2013.6.11)などに示したように・・ 一定のレベル以上の(光りの強度)が必要です。 またどんな色が見えるか?・・(光りの種類や)、また一定の光りでも強度や周りの分布の様子でも違ってきます(6.12など・・ )。
 (色は周りの条件で変わる)
 人が物を見て、色を知ろうとしたとき・・ 、光りの明るさ(強度)、光りの種類 (演色性)、対象物の持つ色、で変わってくるのです。 これらはある程度自動的に調節されて、ほぼ不便のない程度に見えていますが・・ 、が(色彩度)が変わる・・ ことは知っておいて下さい。
 デハ、これから「実際の色扱い」に入ることにしますが ・・ お盆休みに入ることにして、次回は、 (8月18日)・・ からni
しましょう。