新しい色の世界 


 新しい色の世界 色立方体、色の組立て
  色は、太古の昔から皆の歓心の的であり、これまで長年(太古の昔から)謎であり、多くの議論がなされ、てきました。
近代科学の発達で、色々な理論や技法が進み・・ これらは色彩の世界にも入ってきま
した。
  「色の解明」には、その後も、多くの人達が取り組み(現在の色彩学も) ましたが・・、いずれも果たせず (却って混迷を深める)状況になっていました。
  今回、私達は、「光と色」の本質を洗い直すことによって、ついに「色の原理」を明らかにすることが出来ました。
  色は、光が齎す「感覚」の一つです、 だから光を物理現象として正確に捉える・・ ことが大切です。 ← (これまで(光は電磁波)とされていたが・・ 本質を知らぬままの議論だったようです。)
 目が外光を受け入れる機構は(レンズ・カメラに同じで)容易だったが・・ それ以降の (情報伝達・コンピュータ解析・色体系出力、など・・ )処理に対してあまりにも非力だった・・ ようです。
 ← 自然が作った人の視覚の構成や手法は、あまりにも複雑・巧妙(親切・丁寧)・・ 科学知識の簡単な適用では、到底及ばぬモノでした)
 (色素感覚)
 色感覚は、本来的には視覚の一部で、明暗情報と協同して昼間の視覚 (色彩・輪郭の
検知)の主要な柱だったのです、・・が。
 従来は、光が無ければ(目が働かない)色は見えない、→ 光があっても物 が無けれ
ば色は見えない、 物があるから(=色)が見える・・ として、「物=色」←(物体表面色←色素)が色の元と考えられました。 
 この考えはさらに広まり、色が付いた光(色光)や、色素が付着した物(表面色)がある・・ と思われました。 ← (これが三原色の(色料や色光)の考え方の元ですネ)
 (目は光を見る道具)
 私達の目は(カメラと同じ)レンズや絞りを持ち、明らかに光を受けるための道具です。
 色は、頭脳システムが、目からの信号で光の状態を解析・判定した結果の出力です。
 (場合によっては、目に戻さず他所への出力もある)
 だから目は、物体表面からの(光を見る)のであって、私達は、物体表面の(色)を観察するのではありません。 物体の配置が光の分布状態を変えて色の情景を作り出した、
その景色(光)を見ているのです。 
 → (目と光の関係が色を決めるのであって、(つまり「光の演色性と目のセンサー感
度」が色を決める、のです。 ← (ここが最も大切な基本だから間違えないでネ・・)
 (光源の性質)
 私達の光源は「太陽の光」ですが・・ 日夜で大きく変化し、また日時・季節・天候などで、その演色性 (色温度)で変化をします。
 昼夜の広範な光レベルの変動(役26Lvに対しても瞳孔調整・棹体のレベル範囲などで
対応しています。
 錐体による色識別の動作は、光の豊富な昼間に限られますが、強レベルの白黒と明暗、色の順応、カラー基準レベル・・ など、 常に棹体と協調動作をしています。
 (出力画像)
 頭脳コンピュータからの出力情報が、実際に利用されるには、単なる情報ではなく、何
処かで入力時の逆変換を行い(真の画像)に戻す作業が要ります。
 この、色出力のための逆変換装置が画素単位で散在する・・ と思われます。
 入力時の掃引・同期などと同じ動作になるので・・ )おそらく入力用の網膜構造に重なっていて(待ち受けや過去データとの比較など・・ )相互の演算が可能だろうと思います。