三原色の実験 


 (三原色の実験)

 筆者の本(元)職は、「無線の通信士」 (趣味は、滅茶広かったが(パソコンとカラー写真)を揚げておきます。  コンピュータ屋 だから 「聊かの誤りも許されない・・ 」と、常に完全を期そう、と思うのに・・ 、こと色彩(写真やプリンターの色)に関しては(理論が役立ず経験則に頼る)ことになり、(科学派の三原色)への疑問は、膨らむばかりでした。

 (色彩実験)
 本講義を、始めて早や十年を超えますが・・ 、講義の最中には、あちこちで、疑問を感じ、行き詰まることが多々ありました。
 と言うことで、・・ 少しでも疑問が解けるなら・・ と(手持ちの機材はカメラだけ、専門知識は(当時は)殆ど無かった)、が・・ まさに無手勝流で・・ (三原色の追試) を試みたのです。
  ← (機材もデータもナイので、一般書物の説明を確認してみる・・ 程度でした)が・・ その後、色々と間口が広がり・・ 大変なコトになりましたが・・ 
 筆者は、まさに一介の素浪人(何の手立ても持たない)・・ 全て皆さんの研究成果を見せて頂き・・ 自分なりの解釈を加えて、組直した・・  ものばかりです。
 ← 市販書籍に発表されたもの、とは言え 「勝手にデータを使い、賛否や良否を並べた」 ものなので・・ 、この点は御容赦下さい。

 (三原色の追試)
 従来からの「三原色(加減混色)」の説明に、疑問を抱いた筆者は、何の機材もナク(カメラと発光材料ダケ)でしたが・・ 追跡実験を行うことにしました。
 (実験内容の詳細は、省略します・・) 結果を纏めると、
 (光の加法混色)
 (1) 色電球では、 →(色によって光強度と色度(および白化)の対応がが揃わないキライがあるが・・ ) 一応図示されるような、色の変化が見受けられた。
 (カラーダイオード)では、 色バランスのため・・ ダイオード光の強度調整が必要で、 (青2、緑4、赤8)の比率にしました。
 ← 青色に対する目の感度が高く(低レベル動作)。 赤色感度が低いは(高レベルで動作)です。
 (2) 色の減法混色  色料の混色結果は、全て中間混色で、(一見すると暗くなったようでも明るい色と比較した話で、正確には全て中間混色でした。
 これまでに図示された結果とは、異なるため 、材料や手法を変えて何度も(確認実験)を行いましたが、結果は変わらず、図示の色変化が(実験や観測のが誤り)・・が確信になります。
 この、(色の三原色図)は、筆者の幼少時の記憶にあるので(おそらく100年程度も検証されないまま)続いていると思われます。)
 ← (追試もしないで、誤りデータを、何度も掲載するのは、不注意を過ぎて犯罪行為(※)です)
 ※ 減法混色が動作しないことは、(CMY)+(K)で、承知していたと思われます。

 (その他の実験)
 これらの実験は、実験は、さらに新たな疑問に結び付き、・・ 全ての日常現象に拡がって行きます。
 上の実験で、色料の色は、(材料自体の 「フィルター効果」 だったことを知りました。
 → フィルター効果では、水溶液の実験を通して、「光の透過と減衰」を学びました。
 → そして、(明暗と白黒)の違いや、物体表面色が実は(透過光)だった)ことを見出しました。
 → 光の原理を考え、 擾乱光・スペクトル光からは 「光と色」 の関係など・・ と、
  囁かな知識・経験に過ぎませんが、全てを動員して「色の疑問の解明」向かうことになります。

 (経験や事実が何より大切))
 現在の筆者は(新四原色)を主張しして、(現代三原色)を真っ向から否定する形になっています。 何故そのような(大逸れた)ことが出来るのでしょう・・ か?、
(筆者の議論には(事実に基づく)確信」があるのです。正しい色彩学を求める・・姿勢が大切です (現在の色彩学には全く進歩がナイ(他人のレポートの丸写しはダメ)「日常的な経験や実験など・・「事実」の蓄積が如何に大切か・・。(旧色彩の虚構がよく見える)、私の例でお話ましょう。

 (航海灯)
 船の前照灯は、照明ではなく船の進行方向を知らせるために、(船体の右120度は赤・左120度は緑)と色分けされています。 (2船が行き交うとき、相手船の灯火が、(緑に見えた船)は、そのまま速度と進路を保持し、(赤が見えた船は、減速または右方向に転舵しなければならない規則になっています (日本のゲジゲジ艦隊は、この規則を守らず漁船の父子を殺した)。
 さて本論は、この船の航海灯の丁度正面(0度)位置の船では、赤と緑の光が同時に重なって(白く明るく輝き(赤+緑=黄色)とはならないのです ←(光の加法混色も正確ではナイのです)。
 もう一つ、減法混色の追試をイヤほど繰り返しましたが・・ 上のような結果になりました。
 ←ここで、黒は白が作る色」「、全混合色が無色であり、無光が無色ではナイ・・ 、[三原色の白黒無視] が全ての誤りの根源・・ がハッキリと見えてくるのです。

 (色はセンサー感度が作り出す)
 色々の事象をマジメに追求する中で、光(の物理的性質)と、人が色を感じる機構が・・次第に明らかになってきます。
 光に色は付いてイナイ。 が色々な物性(物理的な性質)があり、人は、それを感知する能力を持っています(センサー感度)。 物は光を屈折散乱させて光の構成や分布を変えるので、人はそれを色の違った形として捉えるのです。
 このような、人のセンサー感度が色を見せる過程は、これまで、皆さんにお見せしてきた通りです。
 (図面) 1(左端)はCMYの減法混色、 2、はセロファン紙のフィルター重畳
     3、色電球による3色合成  4、ダイオードによる3色合成