無色を見よう 


  (無色を見よう)
 「全ての色は(無色)を中心に、ここから立体放射状に拡がる・・ 」、「無色なのに、色の基本だ!なんてオカシイ?・・ 」 と、未だに納得デキナイ人が居るようです。
 「無色、が色だ!云々・・ 」 は、言葉としては少しオカシイのですが・・ 、実は彩りの無い色(=無彩色)という意味ですが・・ 旧色彩で使用中の言葉だったので・・ 避けたのです。
 (現行色彩学に無色がナイ)
 「立体の中心が無色」は光がナイのではナク「色彩度を感じない」という意味です。
 旧色彩の(立体6色円環)では、色環に白黒軸を立てたけれど、六色の中心位置を(無色や原色等・・の)指示は全くありません ←(色は円環状に並ぶだけ・・、補色の中心(元色)や、白黒の中間(灰色) という意識もナイようです。 
 現行の(立体6色色相環)は、色の並びも白黒の軸も・・ (矛盾を承知で)無理矢理に入れたもので、(モトモト理科学的な検証には耐えナイ)、観賞用の(美術)作品だったのです。 ←繋ぐと輪になりそうに見えたダケ(赤紫・青紫はダメ
 ☆☆  全色彩関係者に!・・ 「6色色相環は間違いです、これを元にした技術や理論も間違いです。 専門家ならすぐに気付くハズ (良心があるなら・・、早速に訂正してくださいネ・・ )。  ☆☆
 (黒は無色か?)
 光がナケレバ、色もナイ・・ 、だから「黒い色は(全て光を吸収して外に返さない)外から見える光がナイので・・ →(無色)になりますが・・ 。 果たして 皆さん・・ 、「黒は無色・・ 」 で、,正しいのでしょうか?・・ ?。
 (光があるから黒がある)
 夏が近づき、木の葉がシッカリ色付き繁りましたネ・・ 。 二階の窓からでも、下の木陰の人(建物や階段下などの物陰・・ )を見て下さい。 暗くて誰だか分かりません。 (日差しが強く、周りが明るいほど、木陰は暗く人物が黒くて、よく見えません)。
 ←(現場は、結構明るいのに、少し離れた外側からは、コントラストが強くって見えないのデス)。
  ・・ そうです・・ 、木陰の暗さ (黒色)は、周りの明るさが(反照的に)作り出したモノだったのです。 黒は無色どころか、強い光があってコソ(作り出された)・・ 強力な色だったのです。
 (無色を見よう)
 イキナリですが・・ いま直ちに目を瞑って下さい。(周りが明るい人は掌で覆ってもいいですヨ)・・ 。
 (何が見えましたか?・・ ) 「何も見えません!・・ 」  (ハッキリしないが、何かは見えてるはずですヨ・・ )
  「ハイハイ、訳の分からぬ図形や線がモヤモヤと暗い画面に黄色やいろんな色で見えたり消えたり移動したり ・・ 」
  (そうです!・・それが、求めてきた「無色」の正体なのです。 目は外からの光が遮られたので(見せる色が無くり)、網膜は外からの光を待ち受けていたのです。(貴方は無色を通して、さらに向こうを探していた)
 ← 水でも空気でも、そのもの自体は透明で見えません(向こうが見えたら透明だったのデス)
 (色バランスの調整)
 (LMS)センサーは、データ収集時に「移動平均」手法を使って、光源項の色バランスを自動修正していますこの機能によって(空気の緑色や、朝や夕陽の色を消して)から見せてくれていたのです。
 空気の色や光源の色は、ピッタリは(色を消して無色にして)見せません。