明るさと色の範囲 


 明るさと色の範囲

418 自然光の感度
 私達は、太陽光の下での生物なので、自然光=太陽光でほぼ違いません。 ←(ロウソク・電灯までの灯火は、帯域が広く、自然光に入れます)
 ここ最近急速に、人工の光 (レーザーや放電ランプなど)が出てきましたがたが・・鋭いスペクトルの帯域分布を持つもので、人のセンサー感度は 、このような光に対応していません、(従ってどのように見えるか?、健康的な面も良く分っていません)
 今回は、センサー感度十色の傾向を調べるため、光は特定の分布傾斜がない(水平・緑白)の広帯域の光とします。
 (感度レベルでの状況)
(1) 棹体のレベル以下
  棹体センサーが検出可能なレベル以下す。感度ナシということですが・・ 実は、このような状態は、殆ど無いのです。 (災害・事故 などで暗所に閉じ込められた状態)。
 ← 目には、明暗順応機能があり、暗所に長時間居ると、より暗いレベルの光を探し出そうとして、目の感度が非常に高くなってきます。 ←(このような状態から、急に明るい所へ出すのは、目を傷める危険があり要注意です)。
 暗い所でも、目を慣らすこと(目は光を蓄積する)感度が上げられます。
(2) 棹体の限界付近のレベル
 弱い星の光や銀河が見られるレベルです (都会人には望めない、ザンネン)。
 暗い(黒い)空に、白い星が見えますが、・・棹体感度なので白いので(良い望遠鏡なら星の色が見えます)
 星が見えるレベルというのは、何所まで感度レベルを下げられるのか?ではなくて 逆に都会などでは、暗い星が(都会の光ノイズで消され)見えなくなる限度になります。
(3) 明るい星も見える
 前項とほぼ同様ですが、ノイズレベルが高いなら、明るい星しか見えないことになります。
 ここまでは、棹体センサーの感度入力による明暗画像(が背景画像)となり、この上に錐体の色画像が点描のように上描帰されて行きます。
(4) (青色感度レベル)
 光の強さがが色センサーの感度レベルなら、その色が見えることになります(暗い夜空に青い星では殆ど分かりません 何となく星の数が減って、空に青みが入ったような感じになります)
 都会の夜空では、地上からの光が散乱して、空全体が青くなっています。
(5)赤色の感度レベル
 (4)より強いレベルの赤色光があれば、青い夜空に赤い光でよく目立ちます。赤色の標識灯はこの状態を狙ったものです。
 青い空に赤色が空全体に拡がった(明け方の空)で茜色が拡がります。(旧色彩学では(茜色は存在しないことになっていますが?・・ )
(6) 緑色の感度域
 さらに全体の光レベルが上がり、4センサー全てが働くので、全ての色が見えることになります。 
 太陽光は空で青色が吸収されて、地表面辺りでは緑色成分以下になっています。 だから本当は、みんな緑色の世界を見ていますが、光原光に順応・補正をするので正しく色を見別けているのでした。